「新しいお店をオープンしたけどどんなツールを使って集客をし始めればいいか分からない」
「来週イベントを開くけどなにを使って宣伝すればいいのだろう」

このように集客する際にどんなツールを用いればよいかお困りではないですか?

実は集客したい理由やお店の業種によって使うべきツールは異なるのです!

ここでは、集客したい業種によって用いるべき集客ツールを3つの場合に分けて紹介します。

この記事を読めば、あなたのもとにもたくさんのお客様が訪れますよ!

1.業種別おすすめ集客ツール3つ

「集客したい」といっても、お店にもっとお客さんがきてほしい場合やイベントの参加者を増やしたいときなど様々な状況があると思います。

その集客の目的によって、使うべきツールが異なってきます。

以下では業種別の集客ツールの効果的な使い方を紹介します。

  1. 飲食・美容系におすすめの集客ツールはInstagram
  2. イベント・セミナー系におすすめの集客ツールはFacebook・Twitter・LINE@・メルマガ
  3. 士業・医院系におすすめの集客ツールはリスティング広告

順に説明します。

(1)飲食・美容系におすすめの集客ツールはInstagram

レストランや美容院など魅せる業種には写真や動画を用いた宣伝での集客が効果的です。

このようなツールとしてはInstagramがあります。

Instagramの最大のメリットとして、視覚的効果が高いことが挙げられます。

実際「100の言葉よりも1枚の写真」と言われるくらい、1枚の写真から伝わることは多いと言われています。

例えば、言葉でお店のきれいさを伝えるよりも、1枚の写真でお店の外観を見せたほうがその魅力は伝わります。

デメリットとして、拡散性が低いことが挙げられます。

シェアやいいね、コメントなどでは投稿はなかなか広がりません。

投稿した写真がフォロワーの友達に表示されたりすることはありません。

ハッシュタグは世界共通で使われており、検索するときに用いられています。例えば、日本人だけでなく、外国人もハッシュタグを使って検索するため、広い顧客層を獲得できます。ハッシュタグを利用できるインスタを用いることで、広い範囲の人に宣伝できると言えます。

以下ではこのようなメリットを使って効果的に宣伝する2つのポイントを説明します。

お金をかけずに効果的に行えるインスタグラム集客の基本の記事で説明しています。

#1 インスタ活用法1:写真選びは慎重に行う

写真で伝えるツールであるInstagramでは、写真の選び方が非常に重要です。

魅力的でない写真を用いると見ている人の興味をひかず、またよく分からない写真だと自分の探している条件にあっているか判断できないため集客につながりません。

例えばレストランを選ぶ際に、どれくらいの広さか、どのような雰囲気であるのかを気にされるお客様も多いです。

そしてそれらがよく分からないお店を避けることも少なくありません。

そのため、しっかりと様子や雰囲気が伝わる写真を用いることがインスタで集客するときの要となるでしょう。

#2 インスタ活用法2:情報をしっかり載せる

写真で魅了するInstagramですが、肝心の情報がなければ、集客につながりません。

いくら素敵な写真でも、実際に足を運ぶまでに手間がかかるように思われると、いつか行ってみたいと思うだけで終わってしまいがちです。

見ている方はインターネットで店名等を調べる手間をとるのが煩わしく感じ、やめてしまうことも多々あります。

興味を持ってくれた人に実際に足を運んでもらえるように、お店のHPのリンクや位置情報、電話番号などをプロフィール欄や投稿のコメント欄にしっかりと記載しておきましょう。

プロフィール情報の充実は怠らないようにしましょう。

(2)セミナー系におすすめの集客ツールはFacebook・Twitter・LINE@・メルマガ

several people standing on field under blue sky

イベントやセミナーを開く際に、お客さんを集めたい場合もFacebookやTwitter、Line@、メルマガを用いるのが有効的です。

それぞれには下表のようなメリットやデメリットがあります。

イベント・セミナー系の集客では、上記のメリットを生かしながら、SNSを以下のような形で使ってみましょう。

#1Facebook活用法:3日に1回は更新する

Facebookは宣伝時のみならず、普段から適度な更新をすることが大事です。

良い情報は拡散してもらえる可能性が高いので、それをきっかけにホームのページを見たときに普段の様子や何気ない投稿があると、イメージが湧きやすく、好感度が高いです。

例えば、知りたいお店のFacebookをのぞいたときに、更新が1年前からされてなかったり、宣伝以外の投稿がなかったら、不信感を覚えてしまいます。

普段の投稿では、業界の豆知識やお客様とのエピソード、企業のコンセプトなどの内容を取り入れることで親近感が湧きやすく、お客様との距離を縮めることができます。

ただ、あまりに更新しすぎると見ている方は煩わしさを感じてしまうので、1日2回程度の更新にとどめておきましょう。

Facebookは無料で利用することができるので、以上のようなことに注意しつつ、「ここぞ!」というときに拡散されやすい宣伝をすることで、費用対効果の高い結果を得られるでしょう。

#2 Twitter活用法1:リツイートやいいねを狙った投稿をする

Twitterで集客する際には、リツイートやいいねを狙った投稿を心がけましょう。

一般的にTwitterの投稿は広がりやすいと言われていますが、「新規お客様は5%off」や「旬のメニュー紹介」のような一般的な宣伝や告知の内容であれば、積極的にリツイートまではしないと思います。

また、そのような投稿がタイムラインに流れてきたとしても、目を通さず、読み飛ばしてしまう可能性が高いです。

これでは、せっかくのTwitterの特徴である拡散力を有効活用できているとは言えません。

そこで「鈴木さんという苗字の方は500円引き」や「リツイートでハンバーガ無料」など、面白く、お得なキャンペーン内容なら、みんなに広めようと思う人が増えるでしょう。

またキャンペーン内容に面白さを取り込むのが難しい場合、普段の投稿で拡散してもらえそうなものにしましょう。

例えば、最近あった面白いエピソードや流行りのネタを取り入れたものなど、目を引きやすく、他の人にも共有したくなる投稿をするとよいでしょう。

このようにしてリツイートやいいね!による拡散をねらいましょう。

#3 Line@活用法1:個別対応と全体向けメッセージを使い分ける

Line@では、お客様への個別対応と全体向けのメッセージを使い分けることが重要です

これはLine@の特徴として1対1対話できるというメリットがあるからです。

1対1の会話では、お客様からの質問への返答をしたり、お客様の生の声を聞き参考にすることができます。

これによってお客様のニーズを知り、リピーター獲得を目指せます。

また全体向けとしては、割引クーポンの配布やお友達紹介キャンペーンなど新規のお客様の獲得に有効なコンテンツを配布するのがおすすめです。

全体向けのコンテンツと対個人のコミュニケーションの使い分けをすることで、効果的に集客することができます。

#4 メルマガ活用法2:ターゲットを絞ったテキストを送信する

メルマガを用いる際は、ターゲットにあった内容になるよう心がけることが大切です。

メルマガではターゲットを絞って送信できる機能があるので、八方美人な内容を送るのではなく、その人のニーズにあった濃い内容のテキストを送信するようにしましょう。

たとえば、地域や年齢、性別によって、コンテンツの中身を変えることは大きな効果を発揮するでしょう。

まさに自分にぴったりだと感じる内容が送られてくると、読者も興味を抱きます。

そのようにすることで、メルマガ解除する人の人数も抑えられ、実際の集客に直結する質の高い集客を行うことができます。

このように送信相手をできるだけ細かく分類し、ターゲットに合わせた内容の送信を行うことが大切です。

(3)士業・医院系におすすめの集客ツールはリスティング広告

士業・医院系は地域に密着したターゲットとなる層が明確である場合が多いです。

このような場合は、集客する際リスティング広告を用いることをおすすめします。

リスティング広告とは、検索ワードに応じて、検索結果画面に表示される広告のことです。

リスティング広告を使うメリットとしては、ターゲットが絞れており、モチベーションの高いユーザに配信できるのが特徴です。

そのワードを検索した人が見るため、客層に直結しやすく、効果を得られやすいです。

しかし反対にワードを検索した人のみに広告が表示されるので、広く認知してもらうのが難しいというデメリットもあります。

挙げたメリットを生かせるようにリスティング広告でおさえるべきポイントを見ていきましょう。

#1リスティング広告活用法1:関連キーワードを慎重に選ぶ

リスティング広告を利用する際には提供しているモノやサービスに関連性が高いキーワードを登録することが大切です。

なぜなら、ワードを検索した人のニーズと自分たちがターゲットに与えたい価値ががずれていると、集客につなげることが難しいからです。

例えば、東京にある歯科医院を宣伝したいときに、「東京 歯医者」だと競合が多すぎてしまいます。

またワードが細かすぎると市場を狭めすぎてしまい、広い層にヒットするようにすると競合が増えすぎてしまいます。

ほどよい大きさの市場にささるようなキーワード選びに配慮しましょう。

2.ツールに頼らない長期的・本質的な集客方法とは

white desk clock near pen and book

ツールに頼った集客には資金に限度があり、持続的ではないのが実際です。

ツールを用いるのは手軽で便利ですが、さらに大きな成果を得たいのならば、もっと本質的な方法も考慮しなくてはなりません。

以下では、ツールを用いない本質的な集客の仕方を提案します。

(1)リピーターを増やしていく

リピーターを獲得するには、お客様に気に入ってもらうことが大切です。

どんなに美味しいレストランでも、接客態度が悪ければ、二度と足を運ぶことはないでしょう。

反対に感じの良いお店で、店員さんが感じよく、心地よい時間を過ごせるとまた行きたいと感じます。

まずはツールを使ってお客様に入店してもらい、リピートしてもらえるようにサービスを磨いていきましょう。

リピートしてもらうために1人1人のお客様を大切にする心遣いが重要です。

(2)口コミしてもらう

すでに気に入っていただけているお客様がいるならば、ぜひその良さを伝えてもらうようお願いしましょう。

始めて足を運ぶ機会を選ぶ場合、同じ消費者目線の声を参考にするケースがほとんどです。

例えば、お店の人がおいしいとアピールするよりも、別のお客様の美味しいという声の方が信ぴょう性が高く感じます。

好評の声をいただいているお客様にはぜひ口コミサイトなどに投稿していただいくようにしましょう。

さらに本質的な集客の方法について、こちらの記事で解説していますので参考にしてくださいね。

まとめ

場合に応じた集客する際に用いるツールをご紹介いたしました。

これまで紹介したコツと方法を活かして、集客活動をしてみてください。

とはいえ、ツールに頼りすぎず、リピーターを獲得したり、お客様目線から感じた良さを発信してもらうなど、他の方法も検討してみることが大切です。

1人1人のお客様を大切にし、良さをお客様に伝えていただくのが集客につながってきますよ。

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「イベントで集客するための3つのコツと初心者必見のツール3選」

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