「WordPressを利用してWebサイトを作成してみたいが、インストールの方法が分からない」
「WordPressを使う場合、まず何を用意すればいいの?」

このようにお悩みではないですか?

実はWordPressのインストール手順を理解すれば、初心者でも簡単にWordPressを使い始めることができます!

ここでは、WordPressの概要や、始めるにあたっての準備物、WordPressのインストール手順、インストールの手間を省くための方法も紹介します。

この記事を読んでWordPressをインストールし上手に利用することで、自社に売上アップにつながるWebサイトを作成しましょう。

Google広告で月100件の新規客を集める方法を配信中

Google広告で月に100件のリードやリスト、見込み客がどんどん申し込む方法を配信中。まずは下記フォームより登録してください。

オプトイン

1.WordPressとは?

WordPressとは

WordPressとは、Webサイトを作成するためのソフトで、無料で利用することができます。

WordPressは、ブログサイトやWebサイト作成サービスと比べて自由度が高く、オリジナリティのあるWebサイトを作成できるのが特徴です。

また、WordPressは管理画面からタイトルや本文・画像を書くだけで自動的にコードに変換してくれます。

そのため、HTMLやCSS・PHP等の言語で直接コードを書く必要がなく、深い専門的な知識がない方でも利用することが可能です。

さらに、WordPressにはテーマと呼ばれるWebサイト全体のテンプレートや、プラグインと呼ばれる追加で入れられる拡張機能のソフトが豊富に用意されています。

これらを利用することで、簡単でスピーディーに自社の希望するWebサイトを作成することができる点も利点です。

これらの多くのメリットにより、WordPressは公共機関・企業・個人などさまざまな方に幅広く利用されており、今や世界中のWebサイトの約3分の1でWordPressが利用されているとも言われています。

WordPressについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

このように、多くのメリットを有し圧倒的な支持を集めるWordPressですが、利用を始めるにあたっては準備物やインスト―ル作業が必要です。

これらは一度きりの作業ですし、手順も理解できればそう難しいものではありません。

次章からは、WordPressを始めるにあたっての準備物やインストールの手順について具体的に紹介していきます。

2.WordPressを始めるにあたり準備する3つのもの

準備するもの

WordPressを始めるにあたり、以下の3点を準備する必要があります。

  1. サーバー
  2. ドメイン
  3. FTPクライアント

順番に説明します。

準備物1.サーバー

サーバー

WordPressでWebサイトを構築する場合、サーバーを準備する必要があります。

サーバーは言うなればホームページの土地のようなもので、Webサイトを構築する上で必ず必要となるものです。

サーバーは自社内に設置することも可能ですが、レンタルサーバーを使うと運用が楽になります。

レンタルサーバーは、金額・容量に応じてさまざまなプランがあります。

よく利用されるレンタルサーバーとして有名なのは、XSERVERCPIロリポップなどです。

WordPressを利用する場合には、これらを参考にサーバーを準備しましょう。

準備物2.ドメイン

ドメイン

WordPressでWebサイトを構築する場合、ドメインを準備する必要があります。

ドメインとはWebサイトにアクセスする際に打ち込む以下のようなものです。

https://aaa.com

こちらも例えるならばホームページの住所のようなものであり、Webサイトを構築する上で必ず必要となるものです。

ドメインを取得する際は、任意の文字列を指定できます。

ただし、誰かがすでに利用しているものは使えません。

ドメインは一旦取得すれば契約を更新し続ける限り独自ドメインとして利用し続けることができます。

よく利用されるドメインサービスとして有名なのは、お名前.comスタードメインムームードメインなどです。

ちなみに、独自ドメインを取得しなくてもレンタルサーバーに付属するドメイン等を利用することも可能です。

しかし、サーバー側のサービス提供が終了したりサーバーを乗り換えるなどといった原因により、途中でドメインが利用できなくなるがリスクがあります。

そのため、Webサイトを構築する際には独自ドメインを取得することを強くおすすめします。

準備物3.FTPクライアント

FTPクライアント

WordPressを利用する場合、FTPクライアントを準備します。

ただし、後述する簡単インストールサービスを利用する場合、FTPクライアントは不要です。

FTPクライアントはサーバーへファイルを転送する際に使用するソフトで、無料で利用することが可能です。

代表的なソフトとしてはFFFTPCyberduckFileZillaなどが挙げられます。

ご使用のパソコンのOSに合うソフトを選んでご用意ください。

3.WordPressをインストールする4つの手順

インストール

次にWordPressのインストールを以下の手順に分けて説明します。

ちなみに、後述する簡単インストールサービスを利用すれば、より簡単にインストールすることが可能です。

  1. データベースの作成
  2. WordPressのダウンロード
  3. サーバーへのアップロード
  4. ブラウザからログイン

順番に説明します。

手順1.データベースの作成

データベースの作成

まずはデータベースを作成します。

作成手順は以下の通りです。

(手順はXSERVERを例にしていますが、他のサーバーでもほぼ同様の内容です。)

  1. サーバーパネルにアクセスし、データベース内のMySQL設定を選択
  2. MySQLユーザ追加を選択し、ユーザID・パスワードを入力(※あとで利用するためメモしておく)
  3. MySQLユーザの追加(確認)をクリックし、ユーザを追加
  4. MySQL追加を選択し、データベース名を入力(※あとで利用するためメモしておく)
  5. MySQLの追加(確認)をクリック
  6. 追加したデータベースの列のアクセス権未所有ユーザから先ほど作成したMySQLユーザを選択し、追加ボタンをクリック

以上でデータベースの作成は完了です。

最後に、サーバーパネルのMySQL一覧のページ下方にあるMySQL情報の中のホスト名もあとで利用するためメモしておきます。

手順2.WordPressのダウンロード

ダウンロード

次にWordPressをダウンロードします。

ダウンロードの手順は以下の通りです。

  1. WordPressの公式日本語サイトのダウンロードページにアクセスし、ページ中央のWordPressをダウンロードをクリック
  2. zipファイルでダウンロードされるため、解凍してデスクトップなど分かりやすい場所に保存

以上でWordPressのダウンロードは完了です。

WordPressフォルダ内には多くのファイルやフォルダが格納されていますが、これら全てを次の手順3でサーバーへアップロードします。

手順3.サーバーへのアップロード

アップロード

次に、サーバーへのアップロードを行います。

アップロードに利用するのは、準備物3で用意したFTPクライアントです。

今回は、FFFTPを使ったアップロード手順を以下の通り紹介します。

  1. FFFTPを起動する
  2. ホスト一覧をクリックし、右上の新規ホストをクリック
  3. ホストの設定画面に、ホストの設定名(任意)・ホスト名ユーザ名パスワード(レンタルサーバーごとに決められている)・ローカルの初期ホルダ(デスクトップ)・ホストの初期フォルダ(www)を入力
  4. ホスト一覧から設定したホストを選択し、接続をクリック
  5. 画面左上のフォルダが開いたアイコンをクリック
  6. 手順2でダウンロードしたWordPressのフォルダを選択してOKをクリック
  7. 画面左側にWordPressのフォルダが表示されるため、フォルダをダブルクリックしてファイルを展開
  8. 画面右側には準備物2で用意したドメインフォルダがあるのでダブルクリック
  9. 複数のフォルダが展開されるため、public_htmlフォルダをダブルクリック
  10. index.htmlの上で右クリックし削除を選択
  11. 画面左側のFFFTPのメニューバーから表示全選択をクリック
  12. 全選択できたら、画面左側上部から↑をクリックし、アップロード
  13. アップロード時間は1~2時間ほどで、最後に右側と左側のファイルが同じになっているかを確認

以上の手順でサーバーへのアップロードは完了です。

ファイルのアップロード場所は、どのようなURLでWebサイトを公開したいかによって変わります。

上記の手順の場合、サーバ―のルートディレクトリ(www)にファイルをアップロードしたため、https://example.com/でWebサイトにアクセスすることになります。

そのほかに、ルートディレクトリの下にサブディレクトリを作り、そこにファイルをアップロードする方法もあります。

例えば、wpというサブディレクトリにファイルをアップロードすると、https://example.com/wpでWebサイトにアクセスすることになります。

WebサイトのURLを検討した上でファイルのアップロード先を決めましょう。

手順4.ブラウザからログイン

ログイン

最後にブラウザからのログインを行います。

ログインの手順は以下の通りです。

  1. ブラウザから先程設定したアドレスへ接続
  2. 開始する前にファイルが必要という趣旨のメッセージが表示されるため、設定ファイルを作成するをクリック
  3. 『さあ、始めましょう!』をクリック
  4. データベース名ユーザ名パスワードデータベースのホスト名をそれぞれ入力(手順1でメモしたもの)
  5. インストール実行をクリック
  6. サイトのタイトルユーザ名パスワードメールアドレスを入力し、WordPressをインストールをクリック
  7. インストール完了のメッセージが出たら、ログインをクリック
  8. 先程決めたユーザ名・パスワードを入力してログインすると、WordPressの管理画面が立ち上がる

以上の手順でブラウザのログインは完了です。

これで、WordPressの投稿やテーマ・プラグインの設定、公開等の作業を行うことができます。

これらの手順について詳細を知りたい方はこちらの記事を確認ください。

4.インストールの手間を省くには簡単インストールサービス

簡単インストールサービス

ここまでWordPressのインストール方法について紹介してきましたが、手順が複雑で難しいと思われた方もいるかもしれません。

今まで説明した方法も手順通りに進めればそう難しいわけではありませんが、もっと簡単にインストールできる方法があります。

それは、レンタルサーバーを選定する際に、WordPressを簡単に自動インストールできるサービスが付いたものを採用するという方法です。

例として、XSERVERでWordPress簡単インストールサービスを利用する際の手順を紹介します。

WordPressのソフトの準備は必要なく、MySQLも自動作成できます。(MySQLを手動で用意することも可能です)

簡単インストールサービスの手順は以下の通りです。

  1. サーバーパネルから、WordPress簡単インストール → プログラムのインストールをクリック
  2. インストールURLブログ名ユーザ名パスワードメールアドレスを入力し、キャッシュ自動削除ON/OFFデータベースの自動/手動作成を選択し、インストール(確認)をクリック

以上の手順を行い、完了画面が表示されればインストールは完了です。

このように、簡単インストールサービスを利用する場合には手順もかなり少なく、FTPクライアントも必要ありません。

(1)簡単インストールサービスのメリット

簡単インストールサービスはその名の通りかなり容易にWordPressをインストールすることが可能で、初心者にも使いやすいというメリットがあります。

また、インストールにかかる時間もかなり短時間で終わることも利点です。

このため、初心者や手間をかけずにインストールしたい人には簡単インストールサービスが向いています。

(2)簡単インストールサービスのデメリット

簡単インストールサービスは、WordPressのバージョンを選ぶことができないという点がデメリットです。

一般的に最新バージョンの出始めには不具合が起こりやすいことが多いですが、そのような場合でも自動的に最新版を利用することになってしまう可能性があります。

また、データベースやログイン情報は自分自身で設定することでセキュリティを強化するための工夫を盛り込むことができますが、そのような工夫は簡単インストールサービスではできません。

このため、技術的な知識があり安定性やセキュリティ強化にこだわりたい人には手動のインストールが向いています。

まとめ

この記事では、WordPressの概要や始めるにあたっての準備物3点、WordPressのインストール手順、簡単インストールサービスについて紹介しました。

WordPressのインストール手順を理解すれば、簡単にWordPressを使い始めることが可能です。

ぜひこの記事を読んでWordPressをインストールし活用することで、自社の認知度・売上アップにつながるWebサイトを作成してください。

Google広告で月100件の新規客を集める方法を配信中

Google広告で月に100件のリードやリスト、見込み客がどんどん申し込む方法を配信中。まずは下記フォームより登録してください。

オプトイン

Similar Posts