整骨院・接骨院の起業資格・開業資金・集客を5ステップ完全解説

こんな悩みありませんか?

整骨院を開業するためにはどのような資格が必要なのか」

「接骨院の開業にはどのくらいの資金が必要なのか」

「整骨院の集客はどのようにすれば良いのか」

Stock footage provided by Videvo, downloaded from https://www.videvo.net

整骨院・接骨院はスポーツ、医療、介護などの幅広い分野での需要が右上がりに上昇しており、比較的独立・開業しやすい資格として人気があります。

しかし、人気資格ゆえに新規参入プレイヤーが多く、多くの方は開業、そして集客で上記のような壁にぶつかっているようです。

結論から言うと、開業前から、立地・施術方法・院名などで独自のコンセプトを打ち出して他の治療院と差別化し、整骨院の鉄板集客手法であるホームページ・整骨院系ポータルサイト・チラシなどを連動されれば、よく言われる開業5年の壁は乗り越えられます!

集客の連動方法さえマスターしてしまえば、立地面や営業時間で少しくらい不利があったとしても新規顧客の継続獲得、そして常連顧客の客単価アップで経営の安定、そして事業の拡大へと踏み出す基盤を形成できるでしょう。

この記事では、整骨院を開業する方法、必要な資格許認可等の手続き、コンセプトを決める方法、集客の方法、資格を生かした事業拡大の方法を5ステップで説明します。

STEP1:整骨院の開業に必要な手続き・資格・許認可

整骨院を開業するためには、柔道整復師と施術管理者の資格を始め、以下の表のような資格や許認可が必要です。

(1)整骨院の開業に必要な資格や許認可一覧

資格・許認可必須条件問い合わせ先備考
柔道整復師必須保健所 柔道整復学科のある専門学校・大学・短大を経て柔道整復師の国家試験に合格しなければならない
施術管理者必須保健所
地方厚生局
「実務経験証明書」
「施術管理者研修修了証」を提出する
施術所開設届必須保健所開設後10日以内に提出
一般保険取り扱い手続き保険治療に必須地方厚生局契約記号番号を取得する
各地方厚生局
国家公務員共済保険取り扱い手続き保険治療に必須国家公務員共済組合連盟共済連盟承諾番号を取得する
(社)共済組合連盟
〒102-0071
東京都千代田区富士見1-7-5共済ビル
TEL03-3261-0073
地方公務員共済保険取り扱い手続き保険治療に必須地方公務員共済組合協議会地方共済協議会承諾番号を取得する
(社)地方公務員共済組合協議会
〒107-0052
東京都港区赤坂8-5-26赤坂DSビル5F
TEL03-3470-9722
自衛官関係者保険取り扱い手続き保険治療に必須防衛省人事教育局衛生課防衛省番号を取得する
防衛省人事教育局衛生官付
〒162-8801
東京都新宿区市谷本村町5-1
TEL03-3268-3111
労災の指定機関手続き労災治療に必須 労働基準局
生活保護法等指定施術機関への届出生活保護受給者に施術を行うには必須福祉事務所

(2)必須の柔道整復師・施術管理者・施術所開設届とは?

整骨院の開業に必要な、柔道整復師と施術管理者、そして施術所開設届について以下で説明します。

#1.柔道整復師

柔道整復師とは、骨・関節・筋・腱・靭帯などに急性で発生する骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などのけがに対し、手術や投薬を行わず、整復・固定などの治療を行うことができる国家資格を持つ専門家です。

柔道整復師の資格を取得するためには、高等学校卒業以上(見込みを含む)が必須条件となっています。

またこの条件を満たした上で、柔道整復学科のある専門学校・大学・短大を経て柔道整復師の国家試験に合格する必要があります。

#2.施術管理者

施術管理者の認定を得るためには、「3年間の実務経験」と「2日間の施術管理者研修の受講」が必須です。

条件を満たした上で、「実務経験証明書」と「施術管理者研修修了証」を保健所に提出することで認可が下ります。

施術管理者に関しては「(1)柔道整復師の資格だけでは開業できない?」でさらに詳しく説明します。

#3.施術所開設届

保健所へ施術所開設届を提出する必要があります。

施術所開設届の際に必要な書類は以下です。

  1. 施術所開設届
  2. 柔道整復師免許の原本と写し
  3. 施術所の平面図
  4. 最寄駅からの案内地図
  5. 法人の場合は定款(写し)と登記簿謄本
  6. 施術所が賃貸の場合は賃貸契約書のコピー

施術所開設届が認可されるには、治療所の施設が以下の構造設備基準にかなっている必要があります。

構造設備基準

施術所の構造設備基準には以下のような代表的な条項がありますが、管轄の区域によって運用基準に幅があるので、治療所を開業する保健所に早めに問い合わせてください。

  • 6.6平方メートル以上の専用の施術室があること。
  • 3.3平方メートル以上の待合室があること。
  • 施術室面積の7分の1以上に相当する部分を外気に開放し得ること。ただし、これに代わるべき適当な換気装置があるときはこの限りではありません。
  • 施術に用いる器具、手指等の消毒設備を有すること。
  • 常に清潔に保たれていること。
  • 採光、照明及び換気が充分になされていること。
  • 施術所は、住居や他の店舗等と構造上独立していること。(出入口を別に設ける等明確に区画すること)
  • 施術室と待合室の区画を固定壁等で適切に仕切ること。

(3)健康保険取扱などの許認可手続き

健康保険手続きや、労災の取り扱い手続き、生活保護の取り扱い手続きなど、整骨院の開業で必要になる可能性が高い手続きについて説明します。

#1.健康保険取扱手続き

保険治療の保険請求を行うには、それぞれの担当部署に必要書類を送付して、必要な契約記号番号(担当部局によって呼び名が異なります)を取得します。

社団法人日本柔道整復師会に加入すれば、代行して手続きを行ってもらうことも可能です。

厚生局への申請には施術所開設届の写しが必要ですが、施術所開設届は開設後にしか提出できないことに注意してください。

申請のタイミングを良く考えないと、開院初日から保険治療ができない事態になってしまいます。

多くの接骨院、整骨院ではプレオープン日を設定して、施設所開設届を提出するケースが多いです。

そうすれば、正式営業開業日までに保険の手続きを行って対応できます。

#2.労災の指定機関手続き

接骨院、整骨院で労災の指定機関として指定を受けるためには、労働基準局に申請します。

必要書類は所轄する労働基準局へ問い合わせましょう。

書類に不備がなければ、約1~3ヶ月後くらいに通知されます。

#3.生活保護の取扱手続き

生活保護を取り扱うには、福祉事務所に必要な書類を提出します。

施術機関の指定は施術者ごとの指定となるので、必要書類は管轄の福祉事務所へ問い合わせましょう。

(4)柔道整復師の資格だけでは開業できない?

2018年から施術管理者の認定条件が厳しくなり、開業までのステップが増えています。

従来は、柔道整復師の資格のみで整骨院の開業が可能でした。

厳密に言えば施術管理者の認定も必要だったのですが、学校を卒業して柔道整復師の資格を取得すれば、施術管理者の資格も与えられていたのです。

しかし2018年4月に法改正があり、施術管理者の認定条件が厳しくなりました。

「最大3年間の実務経験」と「2日間の施術管理者研修の受講」が必須です。

柔道整復師の資格があれば整骨院・接骨院は開業できます。

しかし、施術管理者になれなければ、保険を取り扱うことができないので実質の開業は困難です。

ただし2019年3月までに柔道整復師の資格を取得した方には、必要な実務経験が大幅に短縮される特例が適用されます。

開業一般における税金などの届け出や許可については以下の表で説明します。

(5)一般的な開業における届け出や許認可

区分手続き関係官公庁
個人開業届と青色申告税務署
法人健康保険・厚生年金関連社会保険事務所
法人雇用保険関連公共職業安定所
法人労災保険関連労働基準監督署
法人税金(所得税、消費税)税務署

(6)整形外科・整骨・接骨・整体の違い

整骨院で行われるのは、柔道整復師による捻挫や打撲に対するマッサージ・整復・固定などの施術です。

医療行為ではありませんが、規定に沿って医療保険の対象となります。

接骨院は整骨院の別名で、内容は同じものです。

整形外科では、医師が手術や投薬などの医療行為を行います。

一方、最近増加している整体院は、骨盤や背骨を整え、骨のずれなどをマッサージなどによって矯正する施術を行う場所です。

医療行為を行うことはできませんし、開業にあたり柔道整復師の資格は必要ありません。

また、整体院では医療保険を取り扱うことも不可能です。

整形外科・整骨・接骨・整体の違いの一覧を以下の表で説明します。

整形外科・整骨・接骨・整体の違い一覧

治療院治療の特徴施術者の資格保険の取り扱い
整骨院
接骨院
捻挫や打撲に対するマッサージ・整復・固定などの施術柔道整復師可能(治療内容によって制限あり)
整形外科手術や投薬などの医療行為医師可能
整体院骨盤や背骨を整え、骨のずれなどをマッサージなどによって矯正する不要なし

STEP2:整骨院の開業に必要な資金

どんな事業でも、開業に必要な資金の見通しがなければ、計画倒れに終わってしまいます。

整骨院を開業する際に必要な資金のモデル、そして活用できる可能性のある補助金、有利な融資について説明します。

(1)整骨院業の開業資金は500万円

整骨院は他の業種と比べると独立しやすい職業と言えるでしょう。

以下の表は、東京都内で整骨院を開業した場合の開業資金モデルです。

どこで、どのような物件を選ぶかによって貸借料や内装工事費、空調費などの初期投資額は大きく異なります。

整骨院開業の資金モデル例

項目初期投資額
物件取得費 約130万円
内装工事費約150万円
専門機材費約160万円
その他費用約70万円
合計約510万円
*地域や個別ケースによって大きく異なります

(2)開業資金調達に利用できる補助金・融資

整骨院の開業に必要なものを購入する資金の調達には、以下の2つの融資や補助金を使える可能性があります。

  1. 新創業融資
  2. 小規模事業者持続化補助金

それぞれを説明します。

#1.銀行より低金利の新創業融資

市中銀行より有利な、日本政策金融公庫の新創業融資を利用できる可能性があります。

新創業融資は、政府系金融機関である日本政策金融公庫で、無担保無保証連帯保証人スピード融資で融資を受けられる有利な融資制度です。

以下の記事で新創業融資について説明しています。

【新創業融資】初めてでもわかる3つの裏技と審査通過3ポイント解説

#2.返済義務のない小規模事業者持続化補助金

従業員数が20名以下の小規模事業者が、新規事業として開業を検討中であれば、返済義務のない小規模事業者持続化補助金を活用できるかもしれません。

以下の記事で小規模事業者持続化補助金について説明しています。

【2020年最新】コロナ不況に負けない!小規模事業者持続化補助金の採択率を上げる申請書の書き方5ポイント

STEP3:整骨院のコンセプトを決めて他店と差別化

整骨院のコンセプトを決定し、そのコンセプトに従って運営することが重要です。

独自のコンセプトをしっかりと決めて、コンセプトに合わせて経営することで、他の整骨院と差別化できます。

どのような思いや使命を持って経営を行うのか、そして開業する地域のニーズはなにかをしっかり考えましょう。

開業する地域の競合店と比較した際の、自分のお店の強みを常に意識しましょう。

コンセプトを決める際に役に立つのは以下の要素です。

  1. 開業する場所を選ぶ
  2. 治療院の名称はオリジナリティーを
  3. どんな施術をするのか

それぞれ説明します。

(1)開業する場所を選ぶ

地域で愛される接骨院や整骨院を経営して、地域に貢献できるのは大きな魅力です。

もともとの生活圏内で開業するのであれば、初めは知人に施術を行い、地域で認めてもらうことを目標にしましょう。

駅や商店街に近い便利な場所に開業して、日々の買い物客や通勤帰りの会社員をターゲットにするのか、閑静な住宅エリアに開業するのか、なども考えるべきことです。

(2)治療院の名称はオリジナリティーを

整骨院の名前を決定する時は、よくある名前は避けオリジナリティのある名前を付けましょう。

オリジナリティのある名前は、ネット検索結果に分かりやすく表示されるためにも重要です。

似たような名前の整骨院が何件も検索結果に出てくると、ユーザーがどの整骨院にするか迷ってしまいます。

覚えやすく、かつ親しみやすい名前を考えておきましょう。

(3)どんな施術をするのか

お客様のどんなニーズに応えていきたいのかを明確にしましょう。

繰り返し通っていただくためには、お客様の状況に合わせて的確な施術を行うことが必要です。

想定されるお客様のニーズに対応できるように、症状別に施術方法をきちんと考え、はっきりと説明できるように準備しておきましょう。

お客様の来院目的をきちんと達成していただき、満足していただくことが重要になります。

STEP4:整骨院におすすめの集客方法3選+1

「集客は足し算ではなく掛け算」ですから、組み合わせて連動させれば、集客効果は何倍、何十倍にもなります。

逆に言えば、連動できない集客方法を組み合わせても足し算以上の効果は生まれないので注意が必要です。

整骨院には以下の集客方法の連動が特におすすめになります。

  1. ホームページは王道の集客方法
  2. 整骨院系ポータルサイトは集客の速攻性がある
  3. チラシはご近所さんの集客に効果的
  4. 他にも口コミは集客実績あり

それぞれの方法について説明します。

(1)ホームページは王道の集客方法

整骨院に限らず、ホームページでの集客は王道中の王道ですから、真っ先に取り組むべき集客対策と言えるでしょう。

整骨院のホームページを作成する際には、主に以下の3つの注意点があります。

  1. 予算を決める
  2. ターゲットを明確にする
  3. 盛り込みたい内容をまとめておく

上記のポイントを理解したうえで、基本的には制作会社に任せることも可能です。

良い制作会社を選べば自分たちでやらなければならないことは少なくなり、他の開院準備に集中できるでしょう。

ホームページ制作会社を選ぶ際のポイントとしては、評判、実績、価格、提案内容、などの情報に加えて、整骨院業界でのホームページ制作実績は重要です。

ホームページ集客の始め方・集客での活用方法については、以下の記事でわかりやすく説明していますのでご覧ください。

最強集客ツール?!ホームページ始め方!使い方!集客力の測り方!

以下の表は整骨院のホームページ制作に強い会社です。

整骨院のホームページに強い制作会社10選

サービス名系統特徴系統代表的なプラン
モノレッジ格安系数多くの治療院サイトを制作してきたノウハウを活用した自家製テンプレートを使うことで、低価格を実現「治療院ホームページ制作プラン」
39,000円で5〜9ページ程度のホームページを作成
院サイト格安系整骨院・接骨院向けホームページ作成サービスを運営しており、業界に精通初期費用3万円~+月額管理費2,500円~
スマートフォンにも対応
ほねぺじ格安系整骨院・接骨院向けの制作パッケージを提供しており、業界に詳しくホームページ制作の実績多数初期製作費用として30,000円
変更・更新料は無料
月額管理費3,000円
All in one HP格安系テンプレートを活用して整骨院・接骨院に特化した格安ホームページ制作を提供「らくつく整骨院ホームページ」
初期費用無料
月額1万円~
更新対応含むプラン月額費用20,000円
ポータルズ総合系 整体・整骨院や接骨院、美容整体など1,000件を超す治療院のホームページを制作してきた実績トップページ・アクセス/料金・ブログの主要3ページを作成し、自分で作成・更新ができる「ディスカバリープラン」
初期費用15万円、制作費用一括払いの場合が35万円
分割の場合が+2万円×24回
複数の制作プランあり
クドケン

 

総合系集客アップのためのSEO対策・リスティング運用代行・コンサルティング・マーケティングなども提供集客施策も含めた月額19,800円(数量限定)
ラストワンマイル総合系過去700以上のホームページを制作してきた経験から得たノウハウを活かしたSEO対策 スマホ対応込みでSEO特化型のホームページ制作プラン(数量限定)が、制作費298,000円
月額管理費3,000円
メディアクロス総合系SEO対策に強みを持ち、年間500以上のキーワードで検索上位に表示されているなどロングテールのSEO対策にも実績
  • 基本プラン(7ページ、CMS導入、簡易なSEO対策込み)
    720,000円
  • 整骨院様向け内部SEO対策CMSカスタマイズ
    200,000円
メディカルウェブステージ総合系紙媒体のほか、ネット広告の出稿管理、写真・動画撮影、原稿作成、各種SNS連携など多様な集客施策に対応月額11,700円~
サインズスクエア総合系病院・クリニック・整骨院・中小企業に対するブランディングやマーケティング、ホームページ制作を提供
成長フェーズごとに最適なホームページ集客施策を提供
  • 開院時プラン
    100,000円~
    月額費用なし
  • リニューアルプラン
    150,000円~
    月額費用なし
  • ウェブ集客フルプラン
    150,000円~
    月額費用 20,000円

(2)整骨院系ポータルサイトは集客の速攻性がある

整骨院系ポータルサイトは、無料で始めることができ、興味度が高い人だけに情報配信できるので効率的です。

また整骨院系ポータルサイトを訪れる人は、すでに整骨院に興味のある人です。

興味のある人に厳選して情報を届けることができるので、効率的です。

さらに作ったばかりのホームページと違って、ポータルサイトの持っている集客力を活用できます。

多くのポータルサイトはSEOでGoogleからの評価が高くて、検索結果の最初の方に表示されやすいです。

そのようなサイトに最初から掲載できるので、整骨院系ポータルサイトに掲載するメリットは大きいです。

口コミが書き込めるポータルサイトであれば、口コミから集客でき、さらにそのお客さんが良い口コミを書き込んでくれるという好循環が生まれます。

整骨院の集客に使えるポータルサイトには以下があります。

整骨院系のオススメポータルサイト3選

ポータルサイト名 特徴
エキテン日本全国の整体院、接骨・整骨院、鍼灸院、マッサージ店、カイロプラクティックサロン4万4,000件以上が情報を掲載
無料プランあり
接骨ネット全国の接骨院・整骨院情報(基本情報/口コミ/写真/動画など)を掲載
「賃貸物件検索サイト/ホームメイト」でお部屋探しをされているユーザー様にもPRできる
EPARK接骨・整体全国の整体院・接骨院・整骨院・鍼灸院・カイロプラクティック約76,306店舗が活用

(3)チラシはご近所さんの集客に効果的

チラシにはインターネットほどの拡散力はありませんが、ご近所さんに対するアプローチとしてはネット上の情報よりも強力です。

ネットの時代にチラシがあると親近感が湧く、といった心理が働きます。

その結果、ネット上の情報よりもチラシの方を見て足を運んでもらえるケースも多いでしょう。

ただし整骨院のチラシは柔道整復師法第24条で法律規制があり、掲載できる説明内容が以下の表で示されるように限られています。

治療院の待合室に置くようなパンフレットについては、柔道整復師法第24条の規制対象外です。

柔道整復師法第24条で規制される整骨院のチラシ掲載内容一覧

掲載できる内容掲載できない内容
柔道整復師であること左記以外
柔道整復師資格を持つ人の名前症状名(肩こりやむち打ちなど)
整骨院の住所や電話番号施術方法
施術を行っている曜日や時間施術中の写真
出張による施術が可能であること
予約制であること
駐車場があること
院内の雰囲気がわかる写真
柔道整復師やスタッフの写真

(4)他にも口コミは集客実績あり

その他にも以下の集客手法は、整骨院と親和性が高いです。

あなたの事業ステージによっては大きな力を発揮してくれるでしょう。

#1.口コミは強力な集客効果を発揮する

口コミはお客様側からの意見発信なので、見込み顧客にとって自分が施術を受けるイメージを描きやすくなります。

ホームページ、ポータルサイト、チラシなどは、いずれも整骨院側から発信している情報です。

つまりお客さんから見ると、書いていることが本当なのか?実際に施術を受けた人はどのように感じているのか?といった疑問が出てきます。

その点口コミはお客さん側の目線がわかるので、自分が実際に施術を受けるイメージに直結しやすいのです。

ただし口コミはリアルな声なので、ネガティブなことを書かれる可能性もあります。

どのような口コミになるかは、施術の満足度にかかっています。

STEP5:整骨院を開業したあとのプラス1

柔道整復師の独立開業した場合の年収目安としては250万円~1000万円といったところでしょう。

1人で整体院を続ける限り、1人で施術できる患者様の数には必ず限界が訪れます。

ですから、1000万クラスを狙うには柔道整復師の資格を生かして、プラス1の事業を考えることも効果的です。

例えば以下のような手法があります。

  1. 介護分野での開業
  2. 開業支援や経営コンサルタントで後進の指導
  3. スタッフを雇って分院展開

それぞれについて説明します。

(1)介護分野での開業

デイサービスや介護付き有料老人ホームでは、機能訓練指導員の配置が必要義務です。

柔道整復師であれば、機能訓練指導員の資格要件を満たすことができます。

高齢者の残存能力の維持のための理学療法士や作業療法士のような知識を学び、介護施設の運営ノウハウを習得できれば、開業を目指すことも可能です。

例えば、単なるデイサービスではなく、リハビリ特化のデイサービスであれば柔道整復師という資格をフルに活用することができるでしょう。

(2)開業支援や経営コンサルタントで後進の指導

整骨院の経営がある程度軌道に乗れば、「柔道整復師スクールの運営」「後輩たちの開業支援」「開業後の経営コンサルタント」をすることで利益をあげる方法もおすすめです。

高齢化社会の未来を見据えて、柔道整復師として開業を目指す人が増えています。

ですから、自身の経験を生かして、整骨院の開業支援経営コンサルタントで後進の指導をすることも有望なビジネスです。

また整体院で働きたい人のために、整体スクールを開校して技術の指導をするケースもあります。

また、整骨院の経営に関するセミナーを休診日に行う講師業を新規事業展開として始める方も多いです。

(3)スタッフを雇って分院展開

自院でスタッフを雇ったスタッフの技術力が十分に高くなるまでに、可能であれば自分の分院で院長として雇用し続ける環境を整えましょう。

その時にスタッフを独立させてしまうか、自分の分院で院長として雇用し続ける環境を整えられるか、それにより年収は大きく変化します。

分院長を任せるスタッフには、独立した場合に見劣りしない待遇を準備しなければなりません。

分院展開を志すなら、経営が安定するまでの開業5年~10年目安の間に、かなり高度な経営ノウハウを身につけることを当初からの目標にしましょう。

分院展開が成功すれば、あなたは複数院での指導にあたる立場となります。

開業支援や経営コンサルタント、介護分野での開業による事業の拡大にも進みやすくなります。

まとめ

柔道整復師の働く場は、かつてほねつぎと呼ばれた時代に比べるとますます広がり、スポーツ分野、介護分野でも、その確かな技術の需要が増えています。

しかし、厚生労働省が発表しているデータを調べてみると、柔道整復師の就業者数は、毎年5〜10%の上昇を続けており、かなりの競争社会であることもわかります。

これからは技術の差はもちろん、それ以上に集客力の差により人気の整骨院とそうでない整骨院の格差が広がっていくことでしょう。

集客で大切なのは、複数の集客方法を組み合わせ、相乗効果を狙うことです。

この記事で整骨院・接骨院での鉄板の集客方法として紹介した口コミの活用には抵抗がなくても、ホームページ・ポータルサイトなどのウェブ集客には苦手感を感じるという経営者も少なくありません。

しかしウェブ集客は少人数での内製運用が可能ですし、整骨院・接骨院経営でも実績が証明されています。

ウェブ集客の運用に挑戦したい方は、ウェブ集客にスポットを当てた短期集中型のセミナーや講座に参加するのがおすすめです。

講座やセミナーのための時間や手間も惜しいという方は、ウェブ集客のノウハウが豊富な専門の事業者へ運用を代行してもらうことも可能でしょう。

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