SaaSって例えばどんなもの?5つのシステムとアプリケーション例

「SaaSのシステムには例えばどのようなものがあるの?」
「SaaSの代表的なアプリケーション例は?」

このように悩んでいませんか?

実はSaaSの具体例を知ることで、SaaSのメリットが理解でき、自社に取り入れやすいSaaSシステムを見つけることができるのです!

今回は、SaaSの概要を紹介するとともに、SaaSのシステム例5種を代表的なアプリケーションを交えて紹介します。

この記事を読んでSaaSの具体例を知り自社に取り入れることで、業務の効率化や収益アップにつなげてくださいね!

1.SaaSとは

SaaSとは

SaaSはSoftware as a Serviceの略で、直訳するとソフトウェアをサービスとして提供するという意味です。

従来のソフトウェアは、ユーザーの所有するプラットフォーム上にソフトをインストールしてシステムを稼働させていました。

しかし、SaaSの場合はサービス提供事業者が所有するプラットフォーム上でソフトを稼働させており、ユーザーはパソコンなどのハードウェアからインターネット経由でシステムを利用します。

インターネットに接続するだけですぐに利用でき、メンテナンスもサービス提供事業者にお任せできる手軽さから、SaaSでのシステムを導入する企業が急速に増えています。

SaaSは料金体系も従来とは異なり、サブスクリプションが一般的です。

初期コストが低くおさえられ、利用数の増減やサービスの中止も簡単に行える点もSaaSの魅力です。

SaaSについてさらに詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

これを見ればSaaSのことがわかる!基本知識と4つの導入メリット

このように、SaaSは従来のソフトウェア買取方式に比べて手軽で初期コストをおさえられることが特徴のサービスです。

2.SaaSのシステム例

システム例

ここからは、SaaSの具体的なシステム例を以下の5種類紹介します。

  1. オフィスソフト
  2. CRM
  3. ERP
  4. ビジネスチャット
  5. ストレージ

順番に説明します。

(1)オフィスソフト

オフィスソフト

SaaSの代表的なシステムの1つ目にオフィスソフトが挙げられます。

オフィスソフトとは、ドキュメント編集・表計算・メーラー・スライドショー作成など事務作業に関わるツールをワンセットにしたソフトです。

一番代表的なソフトとしては、Microsoft Officeシリーズが挙げられます。

オフィスソフトは従来パッケージの形態でしたが、SaaSのサービスとして提供される事例が多くなってきています。

オフィスソフトがサービス提供されることのメリットは、バージョンアップによる購入し直しの必要がなくなることや、複数のデバイスで同一アカウントを使用してさまざまな場所から仕事ができるようになることです。

#1.代表的なアプリケーション「Microsoft office 365」

Microsoft office 365は、企業における事務作業の必須ソフトMicrosoft officeをSaaS化したサービスです。

アプリケーション・サービスの内容によって3つのプランが用意されています。

いずれのプランでも常に最新版の iOS・Android デバイス用のアプリケーションを最大 5 台のスマホ及び5 台のタブレットで使用することが可能です。

また、リアルタイムの共同編集機能を有し、複数のユーザーが同じドキュメントを同時に作業することもできます。

プランOffice 365 BusinessOffice 365 Business PremiumOffice 365 Business Essentials備考
料金(1ユーザーあたり)900円/月1360円/月540円/月年間契約
アプリケーションOutlook
Word
Excel
PowerPoint
Access
Publisher
Outlook
Word
Excel
PowerPoint
Access
Publisher
なし 
サービスOneDriveOneDrive
Exchange
SharePoint
Teams
OneDrive
Exchange
SharePoint
Teams
 

このように、Microsoft office 365は、スマホ対応や共同編集の機能を有するSaaS型のオフィスソフトです。

(2)CRM

CRM

SaaSの代表的なシステムの2つ目にCRM(Customer Relationship Management)が挙げられます。

CRMとは、顧客情報を管理するためのシステムで、顧客の行動を分析することで適切な商品を推薦したり、顧客満足度を高めて再販につなげることを目的として利用します。

以前は企業ごとに個別のシステムを構築していましたが、SaaS型のサービスが提供されることでより手軽で安価になり、中小企業でも利用しやすくなりました。

さらに、SaaSのモバイル端末からでもインターネット経由でアクセスできるという特徴を活かして、営業先で最新のデータを確認したり、入手したデータを即時入力することも可能になりました。

CRMはSaaSでサービス提供されることにより、中小企業にも利用しやすくなり、また営業先にも活用の幅が広がったのです。

#1.代表的なシステム「Salesforce」

Salesforceは、クラウド上で顧客管理・営業管理などを行うのことのできる世界最大のシェアを誇るCRMサービスです。

必要な機能だけを選択してその分のサービス料金だけを払う従量課金制をとっているため、業種や事業規模に関わらず幅広い層の企業で利用可能です。

また、プランによってはSaaS方式でありながら、自社の運用に合わせたカスタマイズを行うことができます。

さらに、アクセス制限やパスワードポリシーをきめ細やかに設定でき、厳重なセキュリティ対策を行える点も大きな特徴です。

利用規模により、以下の4種のプランが用意されています。

プランEssentialsProfessionalEnterpriseUnlimited備考
料金(1ユーザーあたり)3,000円/月9,000円/月18,000円/月36,000/月年間契約
概要ユーザー数10名までの中堅・中小企業向けあらゆる規模の企業に対応可能自社に合わせた細かいカスタマイズが可能CRM 機能とサポートが無制限各種オプション機能あり

このように、Salesforceは自由度が高い上に細やかなセキュリティ設定が可能な、世界トップのシェアを誇るCRMサービスです。

(3)ERP

ERP

SaaSの代表的なシステムの3つ目にERP(Enterprise Resource Planning)が挙げられます。

ERPは、企業のヒト・モノ・カネの動きを管理することで経営を支援するシステムです。

ERPもCRMと同様に従来は企業ごとに個別のシステムを構築していましたが、SaaS型のサービスが出始めることで手間やコストが抑えられ、中小企業でも利用しやすくなりました。

SaaS型のサービスはスピーディに導入できるため、新規事業の立ち上げや拡大に応じてスムーズに利用することが可能です。

また、国内だけでなく海外拠点を持つユーザーにとっては、インターネット接続するだけで海外でも同一のシステムを利用できる点もメリットです。

ERPはSaaSで提供されることにより、経営に即したスピーディーな利用ができ、海外展開にも活用しやすくなりました。

#1.代表的なシステム「NetSuite」

NetSuiteは、オラクル社が提供するクラウドERPの中で世界で最も普及しているサービスです。

財務会計管理・受注管理・生産管理・サプライチェーン管理・倉庫管理・プロキュアメント・人事管理などのERPで必要となる機能を網羅し、包括的に提供します。

また、BI(ビジネスインテリジェンス)が組み込まれており、データとビジュアル分析を組み合わせたインサイトを提供することが可能です。

さらに、機能追加やカスタマイズにも対応し、拡張性も備えています。

企業の規模に応じた3つのプランがあります。

プランLimited EditionMidmarket EditionEnterprise Edition
料金別途問合せ別途問合せ別途問合せ
概要ユーザー数10名までの小規模企業向け中堅中小企業向け中堅以上の企業向け

このように、NetSuiteはERPに必要な機能を網羅しつつ拡張性も備えていることが特徴の、世界で最も普及しているクラウドERPサービスです。

(4)ビジネスチャット

ビジネスチャット

SaaSの代表的なシステムの4つ目にビジネスチャットが挙げられます。

ビジネスチャットとは、業務連絡やビジネス上のコミュニケーションを行うためのチャットツールです。

一般的には複数名が参加することを想定したグループチャットの形式をとり、リアルタイムに情報をやり取りします。

メールに比べてスピーディーなコミュニケーションが図れることから、業務の効率化やチームの情報連携の活性化が期待できます。

SaaS型のビジネスチャットの場合、インターネット環境があるだけで簡単に接続できるため、在宅勤務に活用できたり、外注先とのコミュニケーションにも利用可能です。

このように、ビジネスチャットはSaaS型のサービスとして提供されることでより在宅勤務や外注先とのコミュニケーションにも活用できるようになりました。

#1.代表的なシステム「Chatwork」

Chatworkは、22万以上の企業での導入実績があり、サイバーエージェントやKDDIなどの大手企業にも利用されているビジネスチャットシステムです。

マイチャット・ダイレクトチャット・グループチャットなどのさまざまなチャット機能を持つほか、ファイル共有やタスク管理機能も有します。

無料版の場合、グループチャットが14グループまででビデオ通話は1対1のみ可能で、有料版にはパーソナル・ビジネス・エンタープライズの3つの種類が用意されています。

プランフリーパーソナルビジネスエンタープライズ
料金(1ユーザーあたり)0円/月400円/月500円/月800円/月
グループチャット数14まで無制限無制限無制限
ビデオ通話1対1複数複数複数
容量5GB10GB10GB/ユーザー10GB/ユーザー

このように、chatworkは豊富なチャット機能に加えてファイル共有・タスク機能も有する、企業での豊富な導入実績を持つビジネスチャットシステムです。

(5)ストレージ

ストレージ

SaaSの代表的なシステムの5つ目にストレージが挙げられます。

自社でストレージを保有する場合、将来の拡張を見越して余分な容量を確保しておく必要があったり、セキュリティを考慮した場合には自社のネットワーク内からしか参照することができませんでした。

しかし、SaaSのオンラインストレージサービスであれば、現在必要な容量だけを利用し、容量が不足すればプランを見直すだけで拡張することが可能です。

また、データがサービス提供事業者のストレージにあるため、さまざまなデバイスから同じファイルを共有することができる上に、設定すれば社外のユーザーとデータを共有することも可能です。

SaaSのオンラインストレージサービスが提供されたことで、手軽かつ安価にデータ容量を確保できるようになり、ユーザー同士のデータ共有も簡単にできるようになりました。

#1.代表的なシステム「DropBox」

DropBoxは、ユーザー数が5億を超える、世界中で利用されているオンラインストレージサービスです。

個人だけでなくチームとしても30万以上の利用があり、企業でも非常に多く活用されています。

ファイル共有性能に優れ、直観的な操作でファイルを集約したり検索したりできます。

また、マルチデバイス対応で、セキュリティに優れている点も安心です。

企業向けには3種のプランが用意されており、30日間の無料体験も可能です。

プランStandardAdvancedEnterprise備考
価格 1ユーザーあたり

 1,250円/月

1ユーザーあたり

2,000円/月

別途問合せ費用は年払いの場合
容量5TB必要に応じた容量必要に応じた容量

このように、Dropboxはファイル共有機能に優れた世界中で利用されているオンラインストレージサービスです。

まとめ

この記事では、SaaSの概要とSaaSのシステム例5種を代表的なアプリケーションを交えて紹介しました。

SaaSの具体例を知ることで、自社に取り入れやすいSaaSシステムを見つけることができます。

ぜひこの記事を読んでSaaSの具体例を知り、業務の効率化や収益アップにつなげてください!

SaaSの使い方についてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

SaaSの3つの便利な使い方と導入時に気を付けたい5つのポイント

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