「無料で使用できるオンラインストレージを知りたい!」
「種類が多くてどれを選べば良いかわからない」

このように、無料で使えるオンラインストレージを探している方は多いでしょう。

しかし、オンラインストレージの種類が多く、一体どれを選べば良いかわからなくなってしまうこともありますよね。

実は、選ぶ際にいくつかのポイントを意識することで、あなたにピッタリのサービスを見つけることができます。

今回は、無料で使えるオンラインストレージ6つと、選ぶ際の注意点、そして導入することで得られるメリットを紹介します。

この記事を読んで、あなたのニーズに合ったオンラインストレージを見つけ、日々の作業や業務に活かしてみてください。

1.無料で使えるオンラインストレージ6選

ここでは、数ある無料オンラインストレージをの中から6つを厳選して紹介します。

ほとんどのオンラインストレージサービスは無料プランが用意されており、誰でも簡単に導入することが可能です。

実際に導入時には無料と有料プランで利用できる機能の違いを確認した上で使い始めましょう。

以下の6つがおすすめのオンラインストレージサービスです。

  1. Google Drive
  2. box
  3. OneDrive
  4. iCloudDrive
  5. Amazon Drive
  6. Dropbox

おすすめの順に説明します。

(1)Google Drive

1番におすすめの無料オンラインストレージはGoogle Driveです。

Googleが提供しているサービスで、Googleアカウントを作成すればWebに標準でインストールされるため誰でも簡単に使用することができます。

無料プランでも15GBのストレージ容量が確保されているため、個人使用程度であれば有料プランへ変更しなくても十分活用可能です。

また、Google Driveでは他のGoogleのサービスとも連携可能で、ドキュメントやGmail、Googleカレンダーとの連携機能は作業効率の大幅な向上に期待することができます。

加えて、Google Drive上のドキュメントなどで作成したファイルは、いくら保存しても容量を消費することがないため、実質無制限でストレージを使うことも可能です。

導入も簡単で多くの機能が開放されるGoogle Driveの使用をぜひ検討してみてください。

プラン 料金 容量
Google Drive 無料 15GB
Google One 月額250円/年間2,500円 100GB
Google One 月額380円/年間3,800円 200GB
Google One 月額1,300円/年間13,000円 2TB
Google One 月額13,000円 10TB
Google One 月額26,000円 20TB
Google One 月額39,000円 30TB
G Suite Basic 月額680円 30GB
G Suite Business 月額1,360円 無制限
G Suite Enterprise 月額3,000円 無制限

参考文献:https://one.google.com/about https://gsuite.google.com/intl/ja/pricing.html#choose-an-edition

(2)box

2番におすすめの無料オンラインストレージはboxです。

アメリカのbox,incが提供しているサービスで、元々は企業向けとして開発されたオンラインストレージです。

とはいえ個人でも使用することができ、無料プランでは10GBまでファイルを保存することができます。

また、BoxNotesという機能では、様々な文書のテンプレートが用意されており、業務中のあらゆる場面などで活用することが可能です。

例えば会議の流れなどを記載しておくアジェンダや、プロジェクトの進行度合いなどを記すプロジェクトステータス、また社員向けに情報を発信できるニュースレターなど、ユニークなテンプレートが存在します。

ストレージや上記の機能を活用し、業務の効率化や的確な情報交換に役立てましょう。

プラン 料金 容量
個人ユーザー 無料 10GB
Personal Pro 月額1,200円 100GB
Starter 月額550円 100GB
Business 月額1,800円 無制限
Business Plus 月額3,000円 無制限
Enterprise 要問い合わせ 無制限

参考文献:https://www.box.com/ja-jp/pricing

(3)OneDrive

3番におすすめの無料オンラインストレージはOneDriveです。

Microsoft社が提供しているサービスで、Windowsユーザーにおすすめのオンラインストレージです。

マイクロソフトのアカウントを作成するだけで簡単に使用を始めることができます。

また、Windows上のファイルを管理するエクスプローラーを開くだけでOneDriveのフォルダに簡単にアクセスすることができるため、ログインする際の手間などを省くことができます。

ファイル移動も、ドラッグ&ドロップで直感的に行なえるため、使用に困ることもありません。

無料プランの使用可能容量は5GBと少ないですが、Office365との相性も良く、既にWindowsユーザーであれば簡単に有効活用できるでしょう。

操作に慣れているOneDriveでオンラインストレージのある作業環境を作り上げましょう。

プラン 料金 容量
Basic 無料 5GB
OneDrive 100GB 月額224円 100GB
Office 365 Solo 年間契約12,984円 1TB
OneDrive for Business(Plan1) 年間契約540円/月 1TB
OneDrive for Business(Plan2) 年間契約1,090円/月 無制限(条件あり)
Office 365 Business Premium 年間契約1,360円/月 1TB

参考文献:https://products.office.com/ja-jp/onedrive/compare-onedrive-plans?activetab=tab:primaryr2

(4)iCloudDrive

4番におすすめの無料オンラインストレージはiCloudDriveです。

Apple社が提供しているサービスで、IDを作成することで誰でも使用することができます。

無料プランでは5GBまで使用可能です。

そこまで多くの機能を備えている訳ではありませんが、シンプルで導入が容易であることから使い勝手が良いオンラインストレージと言えるでしょう。

また、Apple製品ではないデバイスでも使用できるので、ファイルの共有にも適しています。

身近で手軽に導入できるiCloudDriveを活用し、日々の業務の効率化を図っていきましょう。

容量 料金
5GB 無料
50GB 月額130円
200GB 月額400円
2TB 月額1,300円

参考文献:https://support.apple.com/ja-jp/HT201238

(5)Amazon Drive

5番におすすめの無料オンラインストレージはAmazon Driveです。

その名の通りAmazonが提供しているサービスで、Amazonのアカウント持っていれば誰でも簡単に使用できます。

無料プランだと5GBまで使うことができ、様々なデバイスからファイルの共有などに活用可能です。

ファイルの共有や保存といった基本的な機能のみですが、他の無料オンラインストレージの容量が足りなくなった際など、サブとしても役立てられます。

簡単に使用できるAmazon Driveを導入し、ファイルの保存に困らない環境を作り上げていきましょう。

容量 料金
5GB 無料
100GB 年間2,490円
1TB 年間13,800円
2TB 年間27,600円
3TB 年間41,400円
4TB 年間55,200円
5TB 年間69,000円
6TB 年間82,800円
7TB 年間96,600円
8TB 年間110,400円
9TB 年間124,200円
10TB 年間138,000円
20TB 年間276,000円
30TB 年間414,000円

参考文献:https://www.amazon.co.jp/photos/storage/plans

(6)Dropbox

6番におすすめの無料オンラインストレージはDropboxです。

アメリカのDropbox,incが提供しているサービスで、多くのサービスの中でも一番と言えるほどの認知度を誇るオンラインストレージです。

Dropboxには様々なプランがありますが、無料で使うことができるのはDropbox Basicというプランで、使用可能な容量は2GBとなっています。

非常にシンプルで使いやすいサービスですが、他のオンラインストレージの無料プランと比較すると容量が少ないため、中には物足りなさを感じる方もいらっしゃると思います。

しかし、ファイルの保存や共有機能、複数デバイスからのアクセスなど、有料プランと褐色なく使用できる機能もあるので容量さえ気にしなければ十分活用することも可能です。

まずは無料のDropbox Basicで基本的なオンラインストレージの使い方を学んでみてはいかがでしょうか。

プラン 料金 容量
Basic 無料 2GB
Plus 年間契約1,200円/月
月額1,500円
2TB
Professional 年間契約2,000円/月
月額2,400円
3TB
Business standard 年間契約1,250円/月
月額1,500円
5TB
Business Advanced 年間契約2,000円/月
月額2,400円
無制限(条件あり)
Business Enterprise 要問い合わせ 無制限(条件あり)

参考文献:https://www.dropbox.com/ja/individual/plans-comparison https://www.dropbox.com/ja/business/plans-comparison

オンラインストレージを比較しているので、ぜひ参考にしてください。

2.無料オンラインストレージ選ぶ際のポイント4つ

ここまでは、無料で使えるオンラインストレージについて解説しました。

ここからは、無料オンラインストレージを選ぶ際のポイントを4つ紹介します。

  1. 無料で使える容量の範囲の確認
  2. セキュリティ対策の確認
  3. 開放されている機能の確認
  4. 対応している機器の確認

順に説明します。

(1)無料で使える容量の範囲の確認

無料オンラインストレージを選ぶ際の1つ目のポイントは、無料で使える容量の範囲の確認です。

どのオンラインストレージも無料プランの場合は使用可能容量があまり多くなく、使用し続けていると早い段階で容量が圧迫されファイルを保存できなくなってしまいます。

そのため、無料のオンラインストレージを使う場合はできるだけ容量が多いサービスを選び、少しでもたくさんのファイルを保存できるようにすることが大切です。

このように、無料オンラインストレージの使用可能容量の範囲は各サービスによって異なるため、それぞれ確認してから使うことをおすすめします。

(2)セキュリティ対策の確認

無料オンラインストレージを選ぶ際の2つ目のポイントは、セキュリティ対策の確認です。

無料オンラインストレージとはいえ、セキュリティ対策は万全でなければなりません。

それぞれのサービスがどのようなセキュリティ対策を行なっているか確認し、ストレージを使い続けていく中でファイルや情報流出の危険性がないか注意しましょう。

例えば、通信データの暗号化は行なわれているか、提供している会社が定期的なサーバーのメンテナンスを行なっているかなど、セキュリティ対策に力を入れているか確認することが大切です。

オンラインストレージを使う前にはセキュリティ対策の確認は必ず行ない、予期せぬトラブルに巻き込まれないようにしてください。

(3)開放されている機能の確認

無料オンラインストレージを選ぶ際の3つ目のポイントは、開放されている機能の確認です。

オンラインストレージには無料プランと有料プランの2つを提供しているサービスが多いですが、プランが違うと実際に使用できる機能も変わることが多々あります。

例えば、無料プランの中にはアカウントに接続してファイルを管理できる端末の台数制限などが儲けられているサービスなどがあります。

特に無料プランだと最低限のストレージ機能しか使用できない場合もあるため、無料プランではどの機能が解放されているのか、逆に制限されている機能は何か事前に確認しておくことが大切です。

また、無料プランの機能があなたのニーズと合致しているか確認することも必要と言えます。

プランによるストレージの量の違いや、機能の違いを把握し、スムーズに活用できるようにしましょう。

(4)対応している機器の確認

無料オンラインストレージを選ぶ際の4つ目のポイントは、対応している機器の確認です。

オンラインストレージの機能の中でも、ファイルの共有は魅力的な機能ですよね。

様々な場面でファイルを簡単に共有できれば作業もスムーズになり、プロジェクトの完了も近づくでしょう。

この機能を最大限に活かすには、できるだけ複数のデバイスに対応しているサービスを選択する必要があります。

一部のOSや端末には対応していないという制限があった場合、共有機能を活かせないこともあるため、事前に対応端末を確認することは大切です。

また、複数デバイスからファイルにアクセスできるとどんな場面でも作業できるため、どの端末からサービスを利用できるか導入前に確認しておくことが重要なポイントとなっています。

3.無料オンラインストレージを使用するメリット2つ

無料オンラインストレージを使用するメリット2つを紹介します。

無料でも優秀な機能を備えているオンラインストレージは多いので、メリットを享受して作業に活用できるようにしましょう。

以下が2つのメリットです。

  1. 無料でファイルの保存先を確保できる
  2. 外でもファイルの確認ができるようになる

順に説明します。

(1)無料でファイルの保存先を確保できるようになる

無料オンラインストレージを使用する1つ目のメリットは、無料でファイルの保存先を確保できるようになることです。

パソコンの容量不足を補うため、専用サーバやUSBメモリを購入すると余計なコストが発生します。

しかし、無料のオンラインストレージをインストールすれば容量に限りがあるとはいえ、タダで簡単にデータの保存先を確保することができます。

複数のオンラインストレージを使用すれば更に容量は増えるため、出費を減らせることにも繋がるのです。

多少のファイルを保存するのであれば無料のサービスでも十分な場合が多いので、まずは実際に使ってみて、足りないようなら有料プランなどへの移行も考えると良いですね。

(2)外でもファイルの確認ができるようになる

無料オンラインストレージを使用する2つ目のメリットは、外でもファイルの確認ができるようになることです。

例えば、出先で確認したい情報が記載されているファイルを予めオンラインストレージに保存しておけば、スマホなどでも簡単に情報を確認することができます。

必要なファイルだけ保存し、必要がなくなったら削除するようにしておけばオンラインストレージの容量を圧迫することもありません。

ファイル共有を上手く使うことで様々なシーンでデータ確認を行い、ミスを減らしていきましょう。

オンラインストレージのメリットについて更に紹介しているので、ぜひご覧ください。

4.無料オンラインストレージを使用するデメリット3つ

ここからは、無料オンラインストレージを使用するデメリット3つを紹介します。

  1. 無料プランだと容量が限られる
  2. バックアップ先としては期待できない
  3. 一定期間ログインしないとデータが消えるサービスもある

順に説明します。

(1)無料プランだと容量が限られる

無料オンラインストレージを使用する1つ目のデメリットは、無料プランだと容量が限られることです。

オンラインストレージの無料プランの多くは大体5GB程度が使用可能な容量となっており、大容量のファイル保存には向いていません。

特に写真などを保存するとすぐに容量が圧迫されてしまうので、できるだけ文書などのファイルを中心に保存していく方が無料プランを上手に使うことができます。

このように、無料プランの使用可能容量は少ないため、使える容量の確認を行なった上でオンラインストレージを使用しましょう。

(2)バックアップ先としては期待できない

無料オンラインストレージを使用する2つ目のデメリットは、バックアップ先としては期待できないことです。

オンラインストレージは、データのバックアップ先として使われることも多々あります。

しかし、無料プランだと使用できる容量が少ないため、バックアップ先としての活躍にはあまり期待できません。

もしオンラインストレージをデータのバックアップに使いたいのであれば、有料プランを契約して十分な容量を確保するようにしましょう。

(3)一定期間ログインしないとデータが消えるサービスもある

無料オンラインストレージを使用する3つ目のデメリットは、一定期間ログインしないとデータが消えるサービスもあることです。

この記事で紹介したサービスにはありませんが、無料のオンラインストレージの中には一定期間ログインしないと保存していたファイルが消えてしまうものもあります。

ファイルを保存しているサービスに長期間ログインしないということはほぼないかもしれませんが、万が一のことを考え、このような条件のサービスに重要なファイルなどを保存するのはやめましょう。

今回紹介したサービスであれば、不具合以外で勝手にファイルが消えてしまうことはないので、ぜひ使ってみてください。

まとめ

今回は、無料で使えるオンラインストレージ6選と、導入することのメリットなどについて紹介しました。

無料のオンラインストレージはたくさんあり、多少の制限などがあったとしても特性を理解すれば日々の作業に活用できるようになります。

導入することによるメリットデメリットを把握し、使い始めてから相違が生じないよう注意しましょう。

使い勝手が良いと感じた場合は有料プランなどへの移行も考えて、業務の更なる効率化を図ってみてください。

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