サンリオが位置情報マーケ 意外な地域に潜在顧客層
テーマパーク「サンリオピューロランド」を運営するサンリオエンターテイメント(東京・品川)が、位置情報を活用したマーケティング施策に取り組んだ。大量の位置情報データと人工知能(AI)を活用して見込み顧客を抽出し、多数の見込み客のいるエリアを選んでネット広告を配信。
サッポロ、eスポーツへの投資決断 黒ラベルが若者に拡散
同社がターゲットとしている20~30代の若年層にはテレビを持たない人が増えている。CMを出稿しても認知は上がりにくい。SNSなどのネット広告も「情報過多の時代であり、日本でも約10%の人がスマートフォンにアドブロックを入れている。つまり広告接触を嫌う人が増えている」と見る。これがネット広告以外に目を向けるきっかけになった。
イケア の「カタログ」戦略、印刷から ピンタレスト へ
この4月に株式上場したピンタレストだが、結婚式、自宅のデザイン、レシピといったアイデアを探すユーザーによるサイトトラフィックをマネタイズする取り組みを続けてきている。有料・無料ともに、ブランドパートナーシップはその戦略の大部分となっている。イケアの例のように、ブランド向けにアンケート形式の「プロダクト発見用」エンジン運営に加えて、ピンタレストは有料広告プロダクトも構築した。