ハウスクリーニングの起業・開業資金・集客方法のすべてを徹底解説

こんな悩みありませんか?

「ハウスクリーニング開業前に何をしておくべきなの?」

「開業したものの仕事が入ってこない…」

「広告を出したけど、集客効果がよくわからない」

Stock footage provided by Videvo, downloaded from https://www.videvo.net

ハウスクリーニングの開業を考えている方、また開業して間もない多くの方は上記のような悩みにぶつかります。

確実に進む高齢化、そして共働き世帯の増加などによって、住宅周りのさまざまな掃除を請け負うハウスクリーニングの需要は日々増加しています。

しかし、実は、集客はただ闇雲に宣伝をすればいいというものではありません。

業種にふさわしい集客方法を連動させて、効果を検証しながら日々工夫していくことが大切です。

正しい集客方法の組み合わせを知ってコツコツ実行すれば、季節や景気の影響を受けずに予約の切れないハウスクリーニング店として地域に欠かせない存在になれます。

このページでは、開業前の資金調達方法や、具体的な集客の方法、そして今後の集客のためにやるべきことをまとめています。

開業前後の行き詰まりを防ぐヒントとして、ぜひお役立てください。

1.ハウスクリーニングの起業で必要な資格は?

ハウスクリーニングの開業にあたって、必須となる資格や免許等はありません

しかし、見込み顧客からの信頼を獲得するためには資格取得は重要です。

次の見出しでおすすめの資格について説明します。

一般的な開業手続きは以下の表を参考にしてください。

区分 手続き 関係官公庁
個人 開業届と青色申告 税務署
法人 健康保険・厚生年金関連 社会保険事務所
雇用保険関連 公共職業安定所
労災保険関連 労働基準監督署
税金(所得税・消費税) 税務署

(1)ハウスクリーニング技能士を取得して信頼を得る

ハウスクリーニング開業までの間に意識したいポイントは、顧客からの信頼を得られるかという点です。

ハウスクリーニングは、住宅というプライベートな空間の中で行う仕事。

当然、信頼できない業者に仕事を任せることなどできません。

そのため、「どうすれば顧客から信頼してもらえるか」という点は、開業前から意識しておいたほうが良いでしょう。

技術面の信頼を得るために『ハウスクリーニング技能士等の資格を取得しておくのも一つの手です。

この資格が、開業後に集客をする上でも大きく役立つことでしょう。

単にハウスクリーニングを開業するだけなら、資格等は必要ありません。

ですが、『きちんとした技術を持っている』をアピールして集客に役立てるためには、資格取得をおすすめします。

(2)ハウスクリーニングの開業資金モデル:約400万は必要

以下の表がハウスクリーニングの開業資金の参考モデルです。

額は個別のケースによって大きく異なります。

項目 初期投資額
清掃設備費、技術研修費 約150万
出張用の車両費(改造費含む) 約70~100万
備品等の購入費 約70~100万
その他、広告費等 約80万
合計 約370~430万
*地域や個別ケースによって大きく異なります

(3)開業資金調達に利用できる新創業融資と小規模事業者持続化補助金

開業に必要なものを購入する資金の調達には、無担保・無保証・連帯保証人・スピード融資新創業融資の利用を検討できるでしょう。

新創業融資は政府系金融機関である日本政策金融公庫で人気の融資制度です。

以下の記事で新創業融資について説明しています。

新創業融資はこんなに使える!初めての方でも全部わかる最新制度ガイド

2019.04.04

加えて、新規事業として開業を検討中であれば、返済義務のない小規模事業者持続化補助金を活用できるかもしれません。

以下の記事で小規模事業者持続化補助金について説明しています。

小規模事業者持続化補助金の採択率を上げる申請書の書き方5ポイント

2019.05.05

2.ハウスクリーニングにおすすめの集客方法3選+1

ハウスクリーニング業を運営すると言っても、その運営形態は大きく以下の2つの形態に分かれます。

● 単独運営
● FC運営(フランチャイズ)

それぞれの運営形態によるメリット、デメリット、集客のしやすさについて説明します。

単独運営

単独での運営は、料金やサービス内容などを自分で決めることができます。

単独運営は、自分一人、あるいは限られた人数で単独の店舗として運営していく方法です。

集客の難度は比較的高いでしょう。

ですが、ハウスクリーニングの腕と集客力に最初から自信がある場合には、こちらの形態のほうがおすすめです。

メリットは、運営の自由度が高いこと。

単独での運営であれば、料金やサービス内容などは経営者として決めることができます。

デメリットは、事業初期は知名度がないので、集客に苦労することです。

どんなに技術に自信があっても、宣伝をしなければ仕事が入ってきません。

そのため、自ら集客方法について考え、実践することが必要になってきます。

FC運営

FC運営は、大手企業等のフランチャイズ加盟店となり、初期の集客は比較的容易です。

大きなメリットとして、本部で用意している技術研修を受けることができます。

ですから、まだ清掃技術に自信がない場合でも開業を目指すことが可能です。

技術研修だけでなく、開業に至るまでのサポートや、開業後に仕事の紹介を受けることが可能な場合もあります。

集客に関しても、本部のほうで宣伝を行っていますから、自分自身で知名度を上げていくステップを省けるのは大きな魅力でしょう。

その反面、加盟店になるとロイヤリティの支払いが必要です。

このロイヤリティの支払いが重荷になり、結果的に経営が苦しくなるというケースもあります。

ですから、集客の容易さとロイヤリティの負担のバランスを検討しましょう。

そしてフランチャイズ契約の拘束期間を良く検討することも必要です。

「集客は足し算ではなく掛け算」と言われますから、組み合わせ自体で集客効果は何倍、何十倍にもなります。

ハウスクリーニングには以下の集客方法の組み合わせがおすすめです。

  1. チラシポスティングを使った地元での集客
  2. 業界特化型ポータルサイトでのレビューが次の集客につなげる
  3. ブログ、ホームページを利用した集客
  4. ハウスクリーニングでリスティング広告も実績がある

それぞれの集客方法について説明します。

(1)チラシポスティングを利用して地元での集客を行う

ハウスクリーニングを開業したら、まずは配布エリアを細かく指定したチラシポスティングでの集客がおすすめです。

一人や少人数での開業の場合、出張できる範囲にも限りがあるでしょう。

ですから、できるだけ事務所や自宅から近場のお客様を獲得するほうが良いでしょう。

チラシポスティングは、配布する地域を細かく指定できることが特徴です。

より細かい指定を行うことで、費用を抑えつつ、ピンポイントで地元のお客様に情報を届けることができます。

そうして、近場のお客様にお店の存在を知ってもらい、最初の仕事につなげていくのです。

資格や過去の経験がある場合には、ぜひアピール材料としてチラシに記載しましょう。

まずはとにかく、最初の仕事を受けることが肝心になります。

評判は仕事をしたあとに発生するものです。

ですから、最初の仕事を受けないことには、後に続く集客方法も使いにくくなってしまいます。

まずはチラシを入り口に、集客を始めていきましょう。

チラシ のデザインからポスティングまでをウェブ上でワンストップで完結してくれるラクスルというサービスもあります。

(2)ブログやホームページを組み合わせて集客につなげる

ハウスクリーニング業の集客のためには、見込み顧客から信頼してもらえるホームページやブログもしっかりと作っておきましょう。

口コミからお店を知った人も、ポストに入っていたチラシを見た人も、おそらく多くの人が、あなたのお店の名前をネット検索するはずです。

ネット検索の結果にお店のホームページやブログが表示されないと、それだけで「このお店は信頼できるのかな?」という疑問を持たれてしまいます。

逆に、きちんとしたホームページが表示されれば、「このお店は信頼できそうだ」と依頼を検討してもらえるかもしれません。

ホームページやブログの良いところは、掲載できる情報量が多いことです。

チラシの場合、どうしても掲載できる情報量には限界があります。

すべての料金プランや、クリーニング実績などを掲載するのは無理があるでしょう。

ホームページやブログならば、必要な情報をすべて掲載することが可能になります。

#1.ホームページに掲載すべき内容

ホームページはレイアウトの自由度も高いので、たくさんの料金プランがあっても、細かい作業内容の説明と、価格の内訳等を掲載することができるのです。

お客様からの許可がもらえるようであれば、ぜひ『お客様からの声』や『クリーニング前後の写真』も載せておきましょう。

検討中の見込み顧客も、どんな風に仕事をしてもらえるのかのイメージがわきやすくなるのでおすすめです。

また、ホームページをチェックする見込み顧客は、『会社概要』や『店舗概要』のページを必ず確認します。

そのページに代表者の名前電話番号所在地が記載されてなかったら、まずは信頼されません。

個人事業主の方で『会社概要』を使いにくいのであれば『事業概要』として、正確な情報を明示しましょう。

業界団体の会員であれば、必ず会員番号や会員証の写しを掲載すべきです。

また、ハウスクリーニングの賠償保険に加入しているのであれば、その旨を明記することで見込み顧客の信頼を得ることができます。

しっかりと作り込まれたホームページやブログがあれば、ポスティング用のチラシで集客する際や、ポータルサイトで集客する際にも役立ちます。

#2.ホームページの制作に活用できる補助金

ホームページの制作には、返済義務のないIT導入補助金を活用できる可能性があります。

IT導入補助金の補助率は2分の1で、補助下限額は40万円、上限額は450万円です。

ただし、一方的に情報を発信するだけのホームページは補助金の対象とはなりません。

ユーザー側からも入力することができるホームページの作成が、IT導入補助金の対象になります。

例えば、オンライン見積もりをホームページ上で行えるようなシステムであれば対象です。

IT導入補助金についての詳細は下記の記事を参考にしてください。

IT導入補助金の自社採択率アップ!絶対に落ちないための虎の巻

2019.04.16

(3)業界 特化型ポータルサイトでのレビューが次の集客へとつながっていく

ハウスクリーニングの業界に特化したポータルサイトの活用は、集客の入り口として、そしてよいレビューの拡散のために有効です。

ハウスクリーニングの業界でよく使われるポータルサイトとして、以下の2つがあります。

どちらも無料で店舗登録できますので、集客の入り口として活用しない手はありません。

これらのポータルサイトは、店舗の紹介から価格の確認、予約、レビューの投稿までできるサービスです。

お客様がそのサイトによいレビューを投稿してくれれば、次のお客様を呼び込む糸口にもなります。

ハウスクリーニングをした後に、以下のような一声をかけるだけでも、レビューを書いてもらえる確率は上がるはずです。

「もしよろしければこのサイトから感想をお寄せください。ほんの数分で終わりますので。」

なお、口コミというのは、良い口コミだけでなく、悪い口コミが広がってしまう可能性もあります。

当たり前のことではありますが、一つ一つの仕事をきちんと行い、ミスをしない、お客様に丁寧な対応をするなどの基本を忘れないようにしましょう。

(4)ハウスクリーニング業界で実績を出してきたその他の集客方法

その他にもリスティング広告はハウスクリーニングビジネスと親和性が高いです。

あなたの事業ステージによっては大きな力を発揮してくれるでしょう。

#1:リスティング広告


リスティング広告とは、上記のようにGoogleやYahoo!などの検索結果ページに連動して表示される広告です。

ユーザーの検索ワードに対応した広告が、自然検索より上部に表示されるため、クリック率が高く効果を得やすくなります。

例えば、あなたの営業エリアが広島市内だとすると、「ハウスクリーニング 広島市」という広告キーワードを事前に設定できるでしょう。

そうすれば、広島市付近のハウスクリーニングに関心を持って検索している人に対して、広告を表示させることができます。

また、あなたの広告がクリックされた時に支払う目安単価となる最高入札価格も設定します。

リスティング広告は、広告がクリックされた時点で広告費を支払う、「クリック課金型広告」と呼ばれる仕組みです。

リスティング広告の代表格であるGoogle広告の問い合わせはこちらにどうぞ。

Yahoo!JAPANプロモーション広告の問い合わせはこちらです。

3.若年層にも広がるハウスクリーニングの顧客層

ハウスクリーニングを主に利用しているのは、高齢者世帯と、共働きの子育て世帯といわれていました。

高齢者世帯と共働き世帯は、自分たちで掃除をするのが難しいという理由からハウスクリーニングを依頼しているケースがほとんどでしょう。

しかし今、その顧客層はさらに拡大を続けており、以下のような事情からハウスクリーニングを利用する顧客が増加しています。

  • 出張が多いため家にいないことが多い会社員
  • 掃除の時間を省いて趣味の時間に充てたいと考える若年層

この顧客層の広がりは、大きなビジネスチャンスです。

ですが、現実的には一つの集客方法ですべての顧客層にアプローチするのは困難です。

ハウスクリーニングの顧客層はさらに広がっていくと考えられていますので、自分の営業エリアで集客したいターゲットをしっかり設定することが重要です。

4.ハウスクリーニング業者に求められるのは集客効果の可視化

ハウスクリーニングの顧客層を把握した後は、集客効果を可視化(見える化)するための方法を考えていきましょう。

例えば、チラシポスティングは必要な費用さえ払えば、何度でも利用することができる集客方法です。

ですが、効果がわからないままいつまでもチラシを配り続けることは広告費無駄につながりかねません。

そこで、チラシを見たお客様が、何人問い合わせや予約をしてくれたかを確認する方法を考える必要があります。

例えば、小さなお子さんがいる共働き世帯をターゲットにするのであれば、以下のような内容をチラシの中に盛り込みましょう。

「このチラシを見てお問い合わせいただく際には、キーワード『○○○』をお伝えください。
お問い合わせいただいた皆様に、もれなく台所用スポンジをプレゼントいたします。
さらに、その場でご予約いただいた方にはお子さん用水筒もプレゼント!」

そうすれば、プレゼントしたスポンジの数で、どのくらい問い合わせが来たのかがわかります。

また、水筒を数えれば、その中から何人が予約をしてくれたのかまではっきりとわかるのです。

こういった工夫で集客効果を可視化し、次の集客方法を考える材料にしましょう。

まとめ

ハウスクリーニングは、今後さらに需要の拡大が見込まれている業界です。

同時に、業者間の激しい競争が避けられない業界であるとも考えられます。

この競争の中で生き残るためには、他店との差別化技術力の向上が欠かせません。

そして効果的な集客方法の組み合わせを模索することがどうしても必要です。

以下の2点を常に意識して、本当に効果のある集客を目指していきましょう。

  • 集客は掛け算!集客方法の「組み合わせ」を間違えない
  • 集客効果は必ず「見える化」できる仕組みをつくる

これらすべてを完璧に継続的にこなすのが難しい場合には、外部の専門家に一部を委託するという選択肢もあります。

必要な時には外部の人々の力を上手に借りて、継続的な集客を目指していきましょう。

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