メルマガの開封率とは?開封率を上げるための5つのポイントを解説!

「自社のメルマガがどの程度のユーザーに読まれているかを確認するにはどうすればよい?」
「メルマガの配信数を増やしているのに開封率が思うように上がらない」

このように悩んでいませんか?

実はメルマガの開封率を測定し改善することで、より多くのユーザーにメルマガを読んでもらうことができるのです!

今回は、メルマガの開封率の概要や測定方法、平均値について説明するとともに、開封率を上げるための5つのポイントについても紹介します。

この記事を読んで、自社のメルマガの開封率を知り必要な改善を行うことで、よりユーザーの興味・関心が高まるメルマガを配信し、自社の認知度・売上アップを図ってください。

メルマガについて詳しく知りたい方はこちらを先にご覧ください。

メルマガを始めるべき?メリット・デメリットや作り方を徹底解説!

2019.09.24

1.メルマガの開封率とは?

メルマガの開封率とは?

メルマガの開封率とは、配信されたメルマガが何人のユーザーに開封されたかを示す指標で、数値が高いほど多くのユーザーに開封されていることになります。

開封率の計算式

開封率(%)=開封数÷有効配信数×100

※有効配信数は、配信したメルマガ数からエラーで返ってきたメルマガ数を引いた数

メルマガの配信数を増やしても思うような結果がでない場合、開封率に問題がある可能性があります。

開封率が低ければ、当然のことながらメルマガが読まれずその先のコンバージョン(目標としているアクション)にもたどりつくことができないからです。

メルマガを配信していても開封率までは測定していない企業も多いですが、ぜひこの機会に開封率を測定し、改善の余地がないか検討してみてみましょう。

2.開封率の計算方法

開封率の計算方法

ここからは、開封率の計算方法を紹介します。

計算方法は、メールのスタイルによって異なります。

以下の2種のスタイルについて、それぞれの計算方法を説明します。

  1. HTMLメールの場合
  2. テキストメールの場合

順番に説明します。

(1)HTMLメールの場合

HTMLメールの場合、メルマガの中にあらかじめ開封の目印となる画像を埋め込んでおくことで、その画像が表示されたかどうかを元に開封率を測定することができます。

HTMLメールとは、Webサイトを作成するためのプログラミング言語であるHTMLを使用して作成したメールのことです。

HTMLメールを作成するためにはHTMLの専門知識が必要ですが、レイアウトやフォントを選択したり画像を埋め込むことができ、デザイン性の高いメールを作成できます。

HTMLメールの場合、上記の画像を埋め込む機能を活用することにより、開封率を測定することができるのです。

画像が表示されたかどうかを測定するツールとしては、メール配信ツールについている機能を使うか、Googleアナリティクスを使用するのが一般的です。

メール配信ツールを利用する場合は、実際の使用するツールの開封率を調べる方法に従ってください。

Googleアナリティクスは簡単な登録作業を行うだけで無料で使用できます。

ちなみに、Googleアナリティクスを使えば、メルマガ内に記載されているリンクのクリック数や、商品購入・資料請求などあらかじめ目的に設定したページのクリック数も測定でき、非常に便利です。

このように、HTMLメールであればメール配信ツールやGoogleアナリティクスを活用して開封率を測定することが可能です。

(2)テキストメールの場合

テキストメールの場合には、HTMLメールのように正確な開封率を測定することはできません。

テキストメールとは、その名の通りテキストが利用できるメール形式で、通常のメールと同様に文字だけを使用したメールのことです。

そのため、HTMLメールのように画像を埋め込む手段がなく、開封率を測定することができないのです。

テキストメールにおける代替手段としては、メルマガ内にアンケートやプレゼント特典などを入れ込み、そのリンクをクリックした数を参考にすることはできます。

これは正確な開封率ではありませんので、他のメルマガの開封率と比較することはできません。

しかし、毎回のメルマガで同様のリンクを設定しておきその増減を見ることによって、開封率の上がり下がりを判断することはできます。

3.平均的な開封率はどのくらい?

メルマガの開封率は訴求するコンテンツやターゲット・興味関心のある対象かによって異なるため一概には言えませんが、ざっくりした数字で言えば10~20%あたりが一般的です。

優良なユーザーの開封率 20%~30%
一般的なユーザーの開封率 15%~25%
興味の薄いユーザーの開封率 5%~10%

せっかくメルマガを配信しているのだから半数の人くらいには読んでもらいたいと思われる方もいるかもしれませんが、実際は30%の開封率があればかなり成功していると言えます。

業種別で言うと、下の表の通り政府関連やアートのメルマガの開封率が高く、マーケティング/広告・Eコマースのメルマガの開封率が低い傾向にあるなど、業種間でもかなりのばらつきがあります。

業種 開封率 業種 開封率
政府関連 26.52% ビジネス/ファイナンス 20.47%
アート 26.03% エンターテイメント/イベント 20.41%
宗教団体 25.33% 電気通信 20.27%
NPO 24.11% レストラン 20.26%
スポーツ 23.77% PR 20.21%
建築 23.13% フィットネス 20.06%
農業・食品 23.12% 旅行/観光 20.03%
写真/動画 22.99% ソフトウェア/アプリ 19.81%
メディア/出版 21.92% ゲーム 19.71%
教育 21.80% 不動産 19.67%
音楽 21.80% コンピューター 19.39%
クリエイティブサービス 21.59% 小売 19.36%
法律 21.14% 人材 19.33%
ソーシャルネットワーク 21.13% コンサルタント 18.96%
医療/ヘルスケア 21.09% 製薬 18.95%
建設 21.01% 携帯電話 18.41%
保険 20.99% 美容 17.01%
専門サービス 20.77% マーケティング/広告 16.48%
製造 20.51% Eコマース 15.66%

引用:How do you compare? 2019 email marketing statistics compilation

その他にも、開封率の傾向からはスマホとパソコンの開封比率、配信曜日・時間ごとの開封比率などを比較することができ、自社のターゲットユーザはどのような傾向にあり、どのような配信条件にすれば開封率が上がるのかを分析することは非常に有用です。

4.開封率を上げるための5つの施策

開封率を上げるための5つの施策

ここからは、開封率を上げるための施策を5つに分けて紹介します。

まず、すぐにでも取り組める施策として以下の3つの施策が挙げられます。

  1. 件名はメールの内容を最大限アピールする
  2. ターゲット層に合わせた配信時間や曜日を選ぶ
  3. 差出人の名前は個人名で親近感を沸かせる

また、それでも結果が出ない場合に、少し手間はかかりますが取り組んでもらいたい施策として以下の2つが挙げられます。

  1. 件名のA/Bテストでユーザーの傾向をつかむ
  2. セグメント配信でユーザーに寄り添った情報を届ける

順番に説明します。

施策1.件名はメールの内容を最大限アピールする

件名にこだわる

開封率を上げるための施策の1つ目としては、件名にこだわるという方法が挙げられます。

件名は、開封率を上げるにあたって非常に重要な項目です。

なぜなら、メールが届いたとき、まずは受信BOXに羅列される件名から開封するかどうかを判断します。

そのため、いかに本文が興味深い内容であったとしても、件名を安易に決めてしまってはその魅力が伝わらず、本文が目に触れることのないまま未開封で終わってしまうのです。

件名は通常30文字前後まで入力できますが、スマホでは最初に表示される画面では前半しか表示されず残りが切れていることが多くあります。

そのため、件名の中でも特に言いたいことは前半に言及することを意識しましょう。

また、件名だけでも自社のメールであることを理解してもらうために【〇〇社ニュース】というような独自のルールを設定したり、無料限定などの目をひくキーワードを入れたり、疑問形でユーザーの共感を誘うのも効果的です。

さらに、件名を検討した際に伝えたいテーマが2つ以上存在するようであれば、テーマごとにメールを分けるべきです。

1通のメールに内容を詰め込み過ぎず1回のメールに盛り込むテーマは1つにした方が、件名から内容を判断しやすく、ユーザーにとって分かりやすいメールになります。

このように、開封率を上げるためには短い文字数の中でいかにユーザーの立場にたってメールの魅力を伝えられるかにこだわって件名をつけましょう。

施策2.ターゲット層に合わせた配信時間や曜日を選ぶ

配信時間や曜日を工夫する

開封率を上げるための施策の2つ目としては、配信時間や曜日を工夫するという方法が挙げられます。

メルマガは、送られてから1~2時間以内に最も開封され、約半数が6時間以内に開封されます。

忙しい時間にメールを送信して一度スルーされてしまうと、もう一度思い出して開封してもらえる可能性は非常に低いのです。

つまり、配信されたタイミングがそのまま読者が読むタイミングであることを意識しましょう。

そのため、実際にどの時間帯に送るのがベストかは、自社がメルマガを読んでもらいたいターゲット層のライフスタイルに合わせて検討すべきです。

例としては以下の表を参考にしてください。

ターゲット層 おすすめの時間帯
ビジネスマン 朝の通勤時間やお昼休み・仕事が終わるころ
主婦 家事や育児が一段落するお昼過ぎごろ

また、配信する曜日も重要で、週末や週始まりの月曜・週終わりの金曜は避けて、火・水・木曜日に送るのがおすすめです。

週末は休日というユーザーが多くパソコンやスマホを見なかったり、月曜・金曜も比較的忙しいためメルマガをチェックされにくい傾向にあることが予想されるからです。

このように、開封率を上げるためにはターゲットとなるユーザー層がメールチェックされやすい時間帯・曜日を予想し、配信するようにしましょう。

施策3.差出人の名前は個人名で親近感を沸かせる

メルマガの差出人の名前を工夫する

開封率を上げるための3つ目の施策としては、メルマガの差出人の名前を工夫するという方法が挙げられます。

メールソフトの中には、メール件名よりもメールの差出人の名前を強調して表示するものも多くあるからです。

このため、件名だけでなく差出人の名前にも気を遣うことで、ユーザーに見つけてもらいやすくなります。

また、企業名で送付するといかにもビジネスメールというイメージがありますが、担当者の個人名で送る方が親近感がわき、読まれやすいという傾向もあります。

このように、開封率を上げるためにはメルマガの差出人の名前もユーザーの目に止まりやすいように工夫しましょう。

施策4.件名のA/Bテストでユーザーの傾向をつかむ

件名のA/Bテストを行う

開封率を上げるための4つ目の施策としては、件名のA/Bテストを行うという方法が挙げられます。

A/Bテストとは、2種類のメルマガ件名を比較検討するために、ユーザーを2つに分けそれぞれに異なるメルマガ件名を配信し、どちらの開封率が高いかを測定するものです。

500名のユーザーリストがある場合、件名Aを250名に、件名Bを残りの250名に送ってそれぞれの開封率を測定し、良い結果がでた方の件名を今後採用するといったイメージです。

このとき、2種類のメルマガの件名だけでなくメール本文までを変えてしまうと、どこが要因となって開封率の差が出たのか分からなくなってしまいます。

そのため、メルマガの件名だけを変更し、メール本文は同一のものを使います。

2種類のメルマガをリストを分けて配信するという手間はかかりますが、実際のユーザーでテストすることで有効な分析結果を手に入れることが可能です。

このように、開封率を上げるためには、件名のA/Bテストを行い、良い結果の件名を採用するという手があります。

施策5.セグメント配信でユーザーに寄り添った情報を届ける

セグメント配信を行う

開封率を上げるための5つ目の施策としては、セグメント配信を行うという手法が挙げられます。

セグメント配信とは、ユーザーリストを条件・属性ごとにセグメント化(分類)して異なるメールを配信することです。

例えば、会員・資料をダウンロードした方・セミナーに参加した方などといった分け方や、役職・年齢・性別などの分け方があります。

セグメント配信を行うメリットは、よりユーザーの立場に近いメールを送ることができるという点です。

自社のことをまだあまり知られていないユーザーに自社製品の売り込みメールを送っても、ユーザーの心には響かず押し売りされているイメージを持たれかねません。

一方、自社の製品をすでに何度も購入されているユーザーであれば、シンプルに新しい製品の紹介を欲している場合もあります。

セグメント配信を行えば、1人1人のユーザーの欲する情報に近い内容をメルマガにして届けることができるため、自ずとメールの開封率は上がることになります。

ただし、当然のことながらセグメントを細かく設定すればするほどメルマガを作成・配信する手間は増える点は覚悟が必要です。

このように、開封率を上げるためには、セグメント配信を行い、より1人1人のユーザーの立場に近い情報を届けるという方法があります。

まとめ

この記事では、メルマガの開封率の概要や測定方法、平均値、開封率を上げるための5つのポイントについて紹介しました。

自社のメルマガの開封率を知り、必要な改善を行うことができれば、より多くのユーザーにメルマガを読んでもらうことができます。

ぜひこの記事を読んで自社のメルマガの開封率を測定し改善を行い、自社の認知度・売上アップにつなげてください!

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