「大好きな犬と関われるドッグカフェを開業したいんだけど、何から準備すればいいの?」
「うちのワンコを店内にマスコットとしていさせたいんだけど、特別な許可が必要って本当?」
「初期の集客はどうすればいいの?」
「うちのペットカフェにぴったりの宣伝方法はなんだろう ?」

ペット好きの憧れであるドッグカフェの経営には上記のような悩みがつきものではないでしょうか。

ただ犬がいるカフェを作っただけで繁盛店になるわけではありません。

結論から先にいうと、にぎわいのあるすてきなドッグカフェにするためには、お客様を継続的に呼び込む効果的な集客が不可欠です。

効果的な集客方法の連動で、立地の優劣や営業時間や季節に左右されることなく、新規顧客を常連客に取り込める自動集客サイクルを構築しましょう。

デジマチェーンが、キャットカフェの開業方法から、役立つ集客6手法、ペットカフェを長く続けていくために必要な知識をまとめてご紹介します。

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STEP1:ドッグカフェ開業に必要な手続き・資格・許認可

キャットカフェなどの飲食店の開業に欠かせない資格・許認可は、保健所の「飲食店営業許可」と「食品衛生責任者」の資格です。

さらには、「防火管理者」の資格、ペットフード安全法による農林水産省への届出、動物取扱責任者として第一種動物取扱業の登録が必要になる場合もあります。

どんなドッグカフェを作りたいのかをよく考えた上で、必要な許可や申請事項を開業する地域の自治体に確認しましょう。

それぞれの資格・許認可について以下を確認してください。

  • 飲食店営業許可
  • 食品衛生責任者
  • 防火管理者
  • 農林水産省への届出
  • 第一種動物取扱業の登録

以下で詳しく説明します。

飲食店営業許可:必須

飲食店営業許可については、「喫茶店営業許可」でも構いませんが、料理の内容にこだわりたい場合には、「飲食店営業許可」のほうが良いでしょう。

問い合わせ先:保健所

食品衛生責任者:必須

ドッグカフェ開業を保健所に申請する場合、一般的には犬猫用のメニューを用意するケースが想定されます。

ですから、以下のような点で通常のカフェ以上に衛生管理が求められる場合が多いです

  • 調理スペースと客席の間を扉や窓などで区切る
  • 犬用の食器を使う場合は別の水回りを設置する
  • 犬用に市販されているものを調理、盛付けする場合は厨房を別に設置する
  • 客席に手洗い場を設置する

ちなみに、調理師免許などを持っている場合には、「食品衛生責任者」の講習が免除されます。

問い合わせ先:保健所

防火管理者

店舗の収容人数が、店員も含めて30人以上になる営業施設では、「防火管理者」の資格も必要です 。

事前に所轄の消防署に「防火対象物使用開始届出」や、工事をする際に必要な「防火対象物工事等計画届出」についても確認しましょう。

問い合わせ先:消防署

農林水産省への届出

ペット用のご飯やおやつをテイクアウト販売するには、ペットフード安全法に基づいて農林水産省への届出が必要になることがあります。

問い合わせ先:農林水産業事務所

第一種動物取扱業の登録

看板犬を置いて営業するためには、動物の愛護及び管理に関する法律に基づいて第一種動物取扱業の登録が必要な場合があります。

猫を預かって展示している形の猫カフェやペットショップと異なり、ほとんどのドッグカフェは顧客が犬を連れてくる形態です。

ドッグカフェで犬を預かって看板犬として置かない限りは登録は必要ありません。

その他の一般的な開業手続き

一般的な開業手続きや届出は以下の表を参考にしてください。

区分 手続き 関係官公庁
個人 開業届と青色申告 税務署
法人 健康保険・厚生年金関連 社会保険事務所
法人 雇用保険関連 公共職業安定所
法人 労災保険関連 労働基準監督署
法人 税金 税務署

STEP2:ドッグカフェの開業に必要な資金

どんな事業でも、開業に必要な資金の見通しがなければ、計画倒れに終わってしまいます。

ドッグカフェを開業する際に必要な資金のモデル、そして活用できる可能性のある補助金、有利な融資について説明します。

(1)ドッグカフェの開業資金は1,600万円

以下の表は、住宅地近くの物件を借りて、ドッグカフェを開業した場合の開業資金モデルです。

地域や立地条件などによって、物件取得費が大きく変わります。

どんなドッグカフェを作りたいかで、内装工事費などにも大きな違いが出てくることに注意しましょう。

項目 初期投資額
物件取得費 約260万
内装工事費 約150万
厨房設備費等 約180万
空調設備・備品購入等 約850万
その他看板等購入費 約180万
合計 約1,620万
*地域や個別ケースによって大きく異なります

(2)開業資金調達に利用できる補助金・融資



ドッグカフェの開業に必要なものを購入する資金の調達には、以下の2つの融資や補助金を使えるかもしれません。

  • 新創業融資
  • 小規模事業者持続化補助金

市中銀行より有利な、日本政策金融公庫の新創業融資を利用できる可能性があります。

新創業融資は、政府系金融機関である日本政策金融公庫で、無担保・無保証・連帯保証人・スピード融資で融資を受けられる有利な融資制度です。

以下の記事で新創業融資について説明しています。

「新創業融資が初めてでもわかる3つの裏技と審査通過3ポイント解説」

加えて、新規事業として開業を検討中であれば、返済義務のない小規模事業者持続化補助金を活用できるかもしれません。

以下の記事で小規模事業者持続化補助金について説明しています。

「小規模事業者持続化補助金の採択率を上げる申請書の書き方5ポイント:不況に負けない!」

STEP3:ドッグカフェのおすすめビジネスモデル

ドッグカフェの運営方法として以下の2種類が挙げられ、メリット・デメリット・集客方法などが異なります

  • 併設型
  • 単独型

それぞれの特徴をまとめましたので、あなたの目的に合った運営形態を選びましょう。

(1)多角的な集客施策が可能な併設型

併設型とは、カフェ営業だけでなく、ペットホテルやトリミングサロンなどの営業も併設で行う運営形態です。

ホテルにしてもトリミングサロンにしても、それぞれ開業のための許可や資格などが必要となります。

ですから、ドッグカフェ単独で開業するよりもハードルは高くなってしまうでしょう。

ですが、併設の施設を利用するお客様にカフェ利用を勧められるなど、集客の点では有利です。

広告を出す際にも、飼い主にとって重要性が高いホテルやトリミングサロンと連動して集客できます。

(2)開業ハードルが低い単独型

ドッグカフェのみを行う運営形態です。

カフェの営業許可さえあれば開業できるため、比較的開業しやすいのが特徴と言えるでしょう。

ただしその分、単独で集客しなければならないため、集客に力を入れ、より多くのリピーター獲得を目指す必要があります。

近年はペット同伴で入れる競合のカフェが増えていますから、集客自体にも工夫が必要となるでしょう。

既存のペットホテルやトリミングサロンと提携して、併設、または近隣でドッグカフェを新開業する方法もあります。

ホテルやトリミングサロンが既に持っている集客力を利用できる点では有利な開業方法ですが、店舗の立地選びや営業時間の自由度は低くなることには注意しましょう。

STEP4:ドッグカフェにおすすめの集客方法6選

「集客は足し算ではなく掛け算」と言われますから、組み合わせ自体で何倍、何十倍にもなるのが集客力です。

ドッグカフェは、犬が好きな人、犬を飼っている人に来てもらう必要があります。

広告費をたくさんかければ効果的な集客ができるというわけではありません。

漫然と広告を出し続けるより、どうすれば犬好きの人に効果的なアプローチできるかを考えましょう。

集客方法はひとつにこだわるのではなく、複数の方法を組み合わせていくことによって、より高い集客効果を期待することができます。

ドッグカフェの集客では、特に下記方法の組み合わせがおすすめです。

  1. リスティング広告で地元の愛犬家にお店をアピール
  2. InstagramとFacebookでカフェを盛り上げる
  3. お友達登録を増やして集客力アップ!LINE公式アカウント
  4. 位置情報広告で顧客を絞る
  5. ブログは飲食店集客実績あり
  6. 飲食系ポータルサイトで集客

それぞれの方法について説明します。

リスティング広告で地元の愛犬家にアピール


リスティング広告(検索連動型広告)とは、上記画面サンプルのように、GoogleやYahoo!で検索をしたときの検索結果画面の最上部に表示される広告のことを指します。

検索されたキーワードに合わせて広告が表示されるのが特徴です。

例えば「犬 カフェ」や「犬 入店可」などで検索している人は、ドッグカフェを探している人である可能性が高いでしょう。

そこでリスティング広告では、「犬 カフェ」で検索した見込み顧客に、あなたのドッグカフェの広告が表示されるように設定できます。

国内で代表的なリスティング広告といえば「Google検索広告」と、Yahoo!JAPANの「スポンサードサーチ」などが挙げられます。

リスティング広告を活用する上で、ぜひ覚えておきたいポイントが以下の2つです。

  1. 広告を表示する地域を絞り込む
  2. 広告のリンク先ページの品質を上げる

それぞれを説明していきます。

#1.広告を表示する地域を絞り込む

リスティング広告は、検索キーワードの内容や、検索している人の現在地情報などから、地域ごとに違う内容の広告を表示されます。

ドッグカフェの場合、お店の近所か、近くの市町村に住んでいる人が主な顧客ターゲットです。

そのため、リスティング広告を利用する際には、表示させる地域を絞り込んで広告を出しましょう。

#2.リンク先ページの品質を上げる

広告のリンク先ページは、見込み顧客がお店に行きたいと決断できるように情報を充実させておきましょう。

せっかくあなたのドッグカフェに興味を持ってクリックしてもらえても、リンク先のページに十分な情報がなければ、見込み顧客は興味をなくしてしまいます。

そんなことにならないよう、リンク先として用意するページの内容は、できるだけ充実させておきましょう。

リンク先は必ずしもお店のトップページである必要はありません。

ホームページ全体の作り込みが大変であれば、まずは全力で1ページ制作しましょう。

お店のコンセプトや営業時間、住所やアクセス方法、メニュー、お店の内装・外装の写真を記載したページを作っておくことをおすすめします。

また、InstagramやFacebookのアカウントなどがある場合には記載しておきましょう。

InstagramとFacebookでカフェを盛り上げる

 

Instagram(インスタグラム)とFacebook(フェイスブック)での集客は、狙いたい客層に合わせて、どちらに力を入れるかを決めましょう

Instagramの利用者層は、10-20代の若い男女、そしてやや年齢層が高い女性が中心です。

Facebookは、Instagramに比べると、中高年、特に男性の利用が多いと言われています。

イメージとしては、若い女性をメインに集客するならInstagram、より年上の層や男性をメインにするならFacebookという使い分けがおすすめ です。

どちらを利用する場合にも、こまめな情報発信や、迅速かつ正確な情報の提供は欠かせません。

例えば、何らかの事情で臨時休業になったり、営業時間が変更になったりする場合には、必ず告知しましょう。

「せっかくインスタを見て来店したのにお店が閉まっていた」ということになってしまうと、お店の信頼感を損なってしまいますので気をつけてください。

#1.Instagramを利用する場合

Instagramを軸にして集客する場合、お店のアカウントから積極的に写真を投稿してみましょう。

愛犬家向けのハッシュタグ(#がついた検索用のキーワード)もたくさん存在していますので、投稿時に入れておくことをおすすめします。

また、Instagramでは、お客様からもカフェの写真を投稿してもらえるように工夫しておきたいところです。

お店のInstagramや店内ポスターなどで「ぜひハッシュタグ『#○○○(お店の名前や略称など)』で写真や感想をお寄せください!」と呼びかけることもできます。

他にも、思わず写真に撮りたくなるような内装、外装にしてみるなどいろいろと試してみてください。

お店のスペースに余裕があるなら、愛犬と写真撮影ができるちょっとした撮影スポットを用意してみるのもおすすめです。

お店側としてもInstagramへの投稿を歓迎していることを伝え、お客様の方からもお店を話題にしてくれるような仕掛けを作りましょう。

お金をかけずに効果的に行えるインスタグラム集客の基本の記事で説明しています。

Instagram広告の始め方・活用方法についての記事をご覧ください。

#2.Facebookを利用する場合

利用者の年齢層が比較的高いFacebookでは、やや落ち着いた内容の投稿のほうが好まれるようです。

Facebookは、画像中心のInstagramと比較すると、多くのテキスト情報を発信できます。

ドッグカフェ開業に込める思いやメニューへのこだわりなど、開業したあなただからこそ書ける内容をこまめに発信していくことをおすすめします。

Facebook・およびFacebook広告の始め方・活用方法についての記事でわかりやすく説明していますのでご覧ください。

LINE公式アカウントで集客力アップ!

LINE公式アカウント(旧LINE@)は、ビジネス用に特化したLINEアカウントで、ドッグカフェの集客にぴったりなツールが揃っています。

LINE公式アカウントでの集客には、まず何よりお友達登録を増やすことが必要です。

ウェブでは、ホームページ、ブログ、SNSなどと連動させて告知しましょう。

また、店内ポスターや名刺などでもLINE公式アカウントの存在をアピール可能です。

その際には、すぐにお友達登録ができるQRコードを載せておきましょう。

お友達登録しているお客様が増えれば、LINE公式アカウントを利用した集客力は大幅にアップします。

LINE公式アカウントは、基本的に各機能を無料で利用することが可能です。

以下の2つの機能は、新規顧客にリピート来店を促すためにおすすめの機能ですので活用しましょう。

#1.メッセージ一斉送信/タイムライン投稿

お友達登録をしているお客様に、お知らせなどを一斉に送信することができます。

メッセージ一斉送信なら一人一人にダイレクトに情報を届けることが可能です。

また、タイムライン投稿を使えば、時間のあるときに投稿を読んだ人が、他の人にもシェアしてくれるかもしれません。

どちらもドッグカフェでのイベント開催のお知らせや、新メニューの案内などに利用することができます。

また、クイズを出して、正解した人には来店時に使えるクーポンをプレゼント、というキャンペーンもおもしろいかもしれません。

#2.ショップカード機能

紙のスタンプカードの代わりに、LINE上でスタンプカードを作成できる機能です。

お店側としては管理がしやすくなるというメリットがあります。

お客様側としても、「スタンプカードを持ってくるのを忘れた」ということを防げるのでおすすめです。

LINE公式アカウントの始め方・活用方法については、こちらの記事でわかりやすく説明していますのでご覧ください。

位置情報広告で顧客を絞り込む

ジオターゲティング広告とも言われる位置情報広告は、スマートフォンから取得したGPS・Bluetooth・Wi-Fi等の位置情報データをもとに受け手を絞って配信される広告です。

店舗型経営に強い集客方法なので、ドッグカフェでも威力を発揮するでしょう。

行動履歴をもとに特定のエリアに訪れたことがあるターゲットに、ピンポイントで広告を打つことができます。

例えば、以下のようなターゲティングが可能です。

  • ペットフェアやペットショップを訪れたことのある人
  • 最寄り駅を頻繁に利用する人
  • 自店舗から半径5kmに居住する人

ジオターゲティング広告は新店舗の認知促進や、潜在層の掘り起こしに効果的な広告手法です。

ジオターゲティング広告(位置情報広告)の仕組み、メリット・デメリット、主なプラットフォームについての記事で説明しています。

ブログは飲食店集客実績あり

インスタグラムなどのSNSに比べて、1ページあたりに表示できる情報量の多いブログは、発信したい情報がたくさんあるときにおすすめです。

犬の健康に優しいメニューの開発に力を入れている、お店に置く空気清浄機にもこだわっているなど、「ここだけはどのお店にも負けない」というこだわりを発信していくには最適な方法でしょう。

また、トリミングサロンなどを併設している場合には、そちらに関する情報をブログで発信するという手もあります。

例えば、トリミングを行う頻度はどれくらいがベストなのか、といった情報は、飼い主の方にとってもうれしい情報のはずです。

なお、単にブログを更新するだけで集客ができるとは限りません 。

お店のホームページやSNSのアカウントで「ブログも随時更新中!」といったPRすることも忘れないでください。

店内の張り紙などで告知する方法もあります。

ブログの始め方・活用方法については、こちらの記事でわかりやすく説明していますのでご覧ください。

飲食系ポータルサイトで集客

ぐるなび食べログなどの飲食系ポータルサイトはドッグカフェの集客にも活用することができます。

登録自体は無料のサイトが多いため、まずは無料の店舗登録だけでも行っておくと良いでしょう。

また、数あるポータルサイトの中には、『ドッグカフェ.jp』のようにドッグカフェや愛犬を連れて入店できるお店を集めたサイトも存在します。

店舗情報やお店の内装・外装写真、メニューなどを正確に登録しましょう。

また、お店のホームページやブログへのリンクも貼り、興味を持った見込み顧客を誘導して、より多くの情報に触れられるようにしておきます。

STEP5:女性だけを顧客層に狙うドッグカフェは古い?!

ドッグカフェの主な顧客層は、言うまでもなく犬を飼っている人たちですが、漠然と『犬を飼っている人』にアプローチしようとしても、なかなかうまくいかないかもしれません。

一般的には、ドッグカフェの利用者は男性より女性が多いと言われています。

また、比較的年齢の高い50代以上の女性も多く利用していることを覚えておきましょう。

しかし、考えなしに女性をターゲットにすればドッグカフェの集客に成功するとは言い切れません。

以下の質問を検討すると、あなたのドッグカフェのターゲットにするべき客層が見えてくるはずです。

あなたのドッグカフェがある地域には、どんな人が住んでいるでしょうか。

住人はどれくらいの年齢層で、どんな種類のどんなサイズの犬を飼っているでしょうか。

一頭飼いが多いでしょうか。多頭飼いが多いでしょうか。

室内飼いが多いでしょうか。屋外飼いが多いでしょうか。

一人で犬を散歩させているでしょうか、家族そろって散歩に出ているでしょうか。

散歩はどの曜日のどの時間帯が最も多いでしょうか。

あなたにカフェに来てくれそうな顧客はどんな人(と犬)なのか、どんなライフスタイルなのかをよく見極めましょう。

そのうえで、顧客層のライフスタイルに合わせた外観、内装、テーブルのサイズや数、座席配置、メニュー、設備、営業時間、集客方法を選びましょう。

STEP6:ランディングページ手法で集客力を可視化

ドッグカフェの顧客層を意識した上で重要になるのは、集客方法の効果を可視化(見える化)する仕組みの準備です。

集客方法にどのくらいの反響があったかを分析しなくては、次回の集客作業にうまくつなげられません。

どのようにすれば集客効果を見える化して測定できるのでしょうか?

例として、リスティング広告で集客する場合について考えてみましょう。

リスティング広告をクリックした際に表示されるページは、お店のホームページのトップでなくても良いのです。

リスティング広告のリンク先専用のウェブページを、1ページ用意しておきましょう。

(1)ランディングページにキーワードを入れて集客力を測定

『広告をクリックした人専用のページ』を用いて集客効果を測定する手法は、ランディングページと呼ばれる手法です。

そして、そのランディングページの中に特定の『キーワード』を入れます。

例えば、「XX月XX日~XX日に来店して、この『キーワード』を従業員にお伝えください。もれなく、ワンちゃんにうれしいプレゼントをお渡しします」という案内をするのです。

リスティング広告経由で店を訪問するお客様は、きっとそのキーワードを言ってくれるでしょう。

そうすれば、プレゼントした品物を数えれば、リスティング広告の効果で何人のお客様が来店してくれたかがわかります。

このランディングページ手法は、他のさまざまな広告を出すときの集客力測定にも役に立ちます。

まとめ

犬が大好きという人ほど、ドッグカフェ開業にかける思いはきっと強いのではないでしょうか。

しかし、犬好きの人向けに特化したカフェというのは、逆に言えば、犬好きのお客様を集められなければ経営が難しいカフェともいえます。

集客をより効率良く行うために、下記の2点はいつも意識しておくようにしましょう。

  • 集客は掛け算!集客方法の「組み合わせ」を間違えない
  • 集客効果は必ず「見える化」できる仕組みをつくる

これらを意識した上でも、「本当に今の集客方法で良いのだろうか?」と悩んでしまうときには、外部の専門家に相談してみることもおすすめします。

困ったときには専門家の力を借りながら、理想のドッグカフェを作り上げていきましょう。

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