「PPCアフィリエイトではもう稼げないって本当?」
「PPCアフィリエイトのコンサルを受けたばかりだったのにどうすればいいの?」
「Yahoo!検索で稼げないならGoogle検索でやればいいの?」

多くのアフィリエイターに衝撃を与えた『Yahoo!でのPPCアフィリエイト全面禁止』というニュース。

PPCアフィリエイターの多くにとって、これからの方向性を真剣に考え直すショッキングなニュースではなかったでしょうか。

「Yahoo!ではもう稼げないからGoogle広告に移るべき」という情報も出回っていますが、実はそれだけでは根本的な解決にはなりません。

デジマチェーンの会員には現役アフィリエイターがおおぜいおられますので、PPCアフィリエイトについての実際の動向や最新情報が集まります。

まずPPCアフィリエイトの仕組みと、それが流行した経緯を説明します。

そして、改めて今後の対策を見ていきましょう。

この記事でご紹介する2つの『やるべきこと』をきちんと行っていれば、今後もPPCアフィリエイトで稼ぎ続けることは可能です。

安直なネット上の意見に惑わされず、この機会にきちんと稼ぎ続けられる仕組みを身につけてください。

PPCアフィリエイトとは?初心者向け始め方・稼ぎ方」も併せてご覧ください。

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1.PPCアフィリエイトとは?

PPCアフィリエイトは、PPC広告(クリック課金型広告)を使って自分のサイトに誘導して、アフィリエイトで収益を上げる方法です。

PPC広告を利用すれば、Yahoo!などの大手検索サイトですぐに上位表示されます。

ですから、スピーディに、手軽にサイト訪問者を大量に自分のサイトに集めることが可能です。

そして、サイト訪問者が増えれば、その中からアフィリエイトリンクをクリックして購入してくれる人も増加するでしょう。

このように、比較的簡単な作業でアフィリエイト報酬を手に入れられるのがPPCアフィリエイトです。

もちろん、PPC広告を利用するには広告費がかかります。

ですが、その費用をはるかに上回る収益を簡単に得ることができたため、PPCアフィリエイトはアフィリエイターの間で流行しました。

『PPCアフィリエイトのやり方を教えます』という塾や講師なども登場し、その人気はどんどん過熱していったのです。

(1)PPCアフィリとブログアフィリの違いは?

ブログアフィリエイトではPPC広告を出さず、ネット検索を経由してたどり着いたブログの読者を待って、アフィリエイトリンクをクリックしてくれることを狙います。

そのため、広告を行って人を集めるPPCアフィリエイトに比べると、成果が出るまで時間がかかってしまうのです。

ブログアフィリで成果を出すためには、できるだけ多くの読者を獲得する必要があります。

多くの読者を獲得するために、ブログ記事をたくさん書き、SEO対策もしっかりと行なわなければなりません。

ブログ記事の量産とSEO対策を経て、やっと成果が得られるのがブログアフィリエイトの特徴でした。

もちろん、これだけの手間や時間をかけられる人はそう多くはありません。

そこで、より早く成果を得られるPPCアフィリエイトが流行ったのです。

(2)PPCアフィリが人気(だった)理由

PPCアフィリエイトは一定の広告費さえ払えば、一瞬にして来訪者を激増させることが可能です。

この、効果が出るまでのスピードの速さこそ、PPCアフィリエイトが人気だった最大の理由になります。

さらに、PPC広告を利用すると、ブログを訪れる人の数は膨大になります。

何年もかけてコツコツと積み上げてきたSEOの成果をはるかにしのぐほどの人数が、数日で集まってくるかもしれません。

そうとわかれば、毎日地道にブログを更新するより、PPC広告を使って一気に来訪者を増やした方が効率的です。

従来よりもはるかに楽な方法で、大量のアフィリエイト報酬を手に入れることができる。

PPCアフィリエイトの人気が高まる一方だったのは、ある意味で当然の流れだったのかもしれません。

2.Yahoo!でPPCアフィリエイトが全面禁止に!

2019年6月3日、Yahoo!でPPCアフィリエイトが全面禁止となりました。

Yahoo!のサイト上で発表された内容、そして資料として公開されたPDFファイルには「今後、アフィリエイトサイトはYahoo!での広告掲載ができない」とはっきりと書かれています。

「一部のサイトを除く」という記載もありますが、「一部のサイト」が具体的にどんなサイトかが明言されていない以上、アフィリエイトサイトは全面的に禁止されたと解釈するのが妥当です。

これにより、もうPPCアフィリエイトで稼ぐことはできなくなったと、アフィリエイターの間で大きな話題になりました。

ですが、今回、全面禁止の発表を出したのはYahoo!だけです。

Googleは(少なくとも現時点では)PPCアフィリエイトの全面禁止という発表はしていません。

それなのになぜ、PPCアフィリエイトそのものが利用できなくなると話題になったのでしょうか。

それには、Yahoo!がPPCアフィリエイト禁止という決断を下した理由が密接に関わっています。

(1)なぜYahoo!はPPCアフィリを禁止したのか?

Yahoo!がPPCアフィリエイトを禁止としたのは、悪質な広告や無益な広告があまりにも増えすぎてしまったからだと言われています。

PPCアフィリエイトは、短期間で大量のアクセスを稼げて、アフィリエイト報酬につながるのがメリットです。

より多くのアクセス=報酬を稼ぐために、事実を誇張した広告や、事実と異なることを書いているブログへの誘導をする人たちが現れました。

「簡単な方法であなたも大金持ちに!」といったあおり文句で利用者にPPC広告リンクをクリックさせ、リンク先のサイトで詐欺商法を行うケースまでも出てきてしまいました。

また、ここまで悪質ではないにせよ、アフィリエイトで稼ぐためだけに作られた、『ペラサイト』と呼ばれるサイトも多く作られるようになります。

『ペラサイト』は、文字通りWebページ1枚だけの、非常に内容の薄いサイトです。

PPC広告を利用すれば、このようなサイトでも簡単に検索結果ページに表示されてしまいます。

アフィリエイターと関係のない一般の人にしてみれば、こうしたペラサイトは情報が薄く、検索体験の邪魔にしかなりません。

大手検索サイトであるYahoo!が、このような悪質、無意味なサイトを多く掲載しているとなれば、Yahoo!自体の信頼性が揺らいでしまいます。

そこでYahoo!は、今回ついにPPCアフィリエイトの全面禁止という決断に至ったのです。

3.PPCアフィリエイトで稼ぐ2つの手法-Googleに移ればいいではダメ

「Yahoo!でPPCアフィリエイトが使えないなら、これからはGoogleを使うことにしよう」

そういった急場しのぎの対策だけでは、近いうちに、また稼げなくなる恐れがあります。

悪質、無意味なサイトを検索結果から排除したいと考えているのは、Googleも同じでしょう。

近い将来、GoogleがPPCアフィリエイトの全面禁止に乗り出したとしても、まったく不思議ではありません。

これからもPPCアフィリエイトで稼いでいきたいと思う方は、この機会に発想を大きく転換すべきです。

Yahoo!やGoogleが排除したいのは、一般ユーザーにとって有害、あるいは役に立たないサイトだけです。

一般ユーザーの役に立つ情報をきちんと提供する健全なサイトであれば、まだアフィリエイトで稼ぐ余地は残っています。

(1)PPCアフィリはGoogle広告・SNS広告へ進出

健全なサイトであれば稼ぎ続けられる、といっても、やはりサイト来訪者を集める方法については見直す必要があります。

具体的には、Google広告のほか、Facebook広告やTwitter広告など、SNS広告など複数の方法を組み合わせていくのがベターといえます。

ポイントは、Googleだけに頼らず、他の方法を用意しておくことです。

GoogleにしてもSNSにしても、いつPPCアフィリエイト禁止が発表されてもおかしくありません。

そのときに慌てないよう、アクセス数を集めるための方法を複数持っておくのです。

一般ユーザーから見て悪質と判断されるサイト、中身のないペラサイト等はこの方法を使ってももう稼ぐことはできないでしょう。

GoogleやSNSへの進出は、あくまでも健全なサイト運営をしている人が使えるつなぎの対策です。

「自分が稼げさえすれば他の人に迷惑がかかろうと関係ない」と考えている方は、今後アフィリエイトで稼ぐことはあきらめましょう。

今回のYahoo!によるPPCアフィリエイト全面禁止の発表は、悪質かつ低品質なアフィリエイターを根絶するための対策だからです。

短期的には抜け道を作って稼げたとしても、やがてその抜け道もどんどん塞がれていくでしょう。

一般の検索ユーザーに、きちんとした価値を提供できるサイトを運営するアフィリエイターになれないなら、アフィリエイトで稼ぐのは難しいです。

今までPPCアフィリエイトのことを『楽に稼げる便利な方法』としか考えてこなかった方は、今一度、このことについてよく考えてみましょう。

(2)コンテンツの価値が重要!広告に見えないサイトの作り方は?

今後、長期的にアフィリエイトで稼ぎ続けるためには、所有するコンテンツの価値を上げ、単なる広告サイトだと思われないようにすることが重要になってきます。

特にGoogleは以前から広告掲載の審査が厳しいといわれているため、コンテンツが充実していなければ審査にも通りません。

しかし、見方を変えれば、コンテンツの充実によってライバルに差をつけるチャンスともいえます。

コンテンツの充実とは、簡単に言うと、ユーザー自身の悩みや、知りたいことを解決できる情報を提供することです。

そして、ユーザーの悩みを解決する記事を、「ネイティブ広告」、または「記事型ランディングページ」にして広告を成立させることが大切になります。

#1.「ネイティブ広告 」で広告とコンテンツを調和させる

ネイティブ広告は、広告なのに広告のように見えない情報量豊かなコンテンツです。

ユーザーにとって有益となる情報・価値のあるコンテンツを一緒に提供するので、ユーザーがストレスを感じにくく、広告効果が高くなりやすいといわれています。

ネイティブ広告の見せ方としては、以下の「インフィード型」と「レコメンドウィジェット型」が代表的です。

インフィード型

インフィード型広告は、他のコンテンツとコンテンツのあいだに表示されます。

「画像+テキスト」の組み合わせが一般的です。

具体例をあげると、「スマートフォン版Yahoo! JAPAN」のようなタイムライン型のページ構成に多くみられます。

レコメンドウィジェット型

レコメンドウィジェット型は、コンテンツの後に表示される「おすすめ記事」の広告です。

「関連記事」、「この記事を読んだ人におすすめの記事」、「あわせて読みたい記事」、「この記事を読んだ人が見たほかの記事」などの中に「広告」として表示されます。

ただし、いずれの記事も広告には変わりありません。

ですから、レコメンドウィジェット型広告には「広告」という文言をつける必要があります。

#2.「記事型ランディングページ」はコンテンツとして自然に宣伝する

記事型ランディングページ(記事型LP)とは、一般的な読み物風のランディングページのことです。

広告っぽさがないので、他のコンテンツとの親和性が高まります。

そして、コンテンツを楽しみながら自然に広告に目を通してもらえます。

以前は、広告色の強いランディングページでもある程度のアクセスが見込めました。

しかし、最近は広告色が強いとユーザーに敬遠されてしまいます。

これからは、広告っぽく見せずに読み物として情報を提供し、「みんなにシェアしたい」と思わせるコンテンツ作りが重要です。

そうすれば、一般ユーザーは「邪魔な広告がある」とは感じず、「いい商品を勧めてもらった」という印象を持ちます。

このように、「ただ広告が貼ってあるだけのサイト」から「役に立つ情報が載っているサイト」に変化させていくことが、今後PPCアフィリエイトの世界で生き残っていくために必要なことといえるでしょう。

まとめ

Yahoo!のPPCアフィリエイト全面禁止の発表は、『PPCアフィリエイトの使い方』を変えるきっかけを作ったに過ぎません。

有益なコンテンツを提供するという前提が満たされていれば、今後もPPCアフィリエイトで報酬を得られる可能性は残っているのです。

これからもアフィリエイトで稼ぎ続けるために、あなたは一般ユーザーにどんな価値を提供することができるでしょうか?

専門性の高い情報、読んでいておもしろいと思える記事、思いもよらないアイデアで見る人を楽しませるコンテンツ、などなど……。

アイデア次第で、あなたのサイトも新たな価値を持つサイトに生まれ変わることができるのです。

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